何を使っても乾燥を感じたり、あらゆるエイジングサインが本格的に気になり始める50代。大人の肌をより健やかに、美しく見せるスキンケアをここでぜひ見直して！
教えてくれたのは……
トータルビューティ アドバイザー 水井真理子さん
長年のエステティシャンの経験から、肌を見るだけで、その人のスキンケア法や食生活まで見抜く鋭い観察眼をもつ。お手入れアドバイスが好評。
50代が陥りがちな我流スキンケア その1 ナチュラル志向さん
50代の肌は水分も油分もかなり不足気味。シンプルにしすぎて潤いや栄養を補えないと、かえって肌の乾燥やトラブルを招くことも！
50代が陥りがちな我流スキンケア その2 コスメ大好きさん
化粧品が大好きで、新製品が出ると必ずチェック。肌状態を考えず、化粧品をやみくもに使うと、栄養過多で肌が疲れてしまうことも。
50代が陥りがちな我流スキンケア その3 マンネリケアさん
年齢を重ねれば肌状態は変わり、最適な美容成分も異なるもの。若い頃と同じケアを続けていたら、いつの間にかカラカラの肌に。
50代のスキンケアをバージョンアップ！
「50代の肌は、手をかけてあげれば、まだまだ見違えるほどきれいになりますよ」と水井さん。とはいえ、シミやシワ、たるみなどの年齢サインが気になったり、肌がゆらいで、いつものケアでは調子が戻らないことも。
「肌を見て、“疲れてる？”なんて言われてしまうと、落ち込みますよね。“どうせ無理だから”とお手入れすることを諦めず、自分のためにとことんキレイになることを楽しみましょう」
50代がめざすべきは、ツヤがあってイキイキとした“元気に見える”肌。
「水分と油分が減る50代の肌は、若い頃と同じ我流ケアを続けていてはNG。保湿不足になり、肌トラブルを引き起こします。50代に必要な基本のケアを積み重ねていきましょう」
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Shohei Yokoyama[t.cube]
hair＆make-up_Atsuko Hirose
text_Chie Sakuma
illustration_Sachiko Watanabe
edit_Satoko Ishikawa[vivace], FASHION BOX
（大人のおしゃれ手帖2019年4月号）
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