気になるお腹、太もも……。でも、その部位ばかり鍛えても、理想のボディは手に入りません。やせやすいからだを作るためには、トレーニング以外の時間も大切です。食生活や日常行動を見直し、正しい習慣を実践しましょう!大人気トレーナー佐久間健一さんに教わりました。
教えてくれたのは……
ボディメイクトレーナー
佐久間健一さん
ボディメイクスタジオ「Charm Body」代表。ミス・インターナショナル日本代表から一般の方まで、幅広くボディメイクを行う。120万部の大ヒットを記録した著書の第2弾『体幹リセットダイエット 究極の部分やせ』(サンマーク出版)も刊行。
《POINT 1》
食事の回数が多いほうが基礎代謝が上がる!
内臓を動かしたり体温維持に使われるエネルギーを『基礎代謝』といいますが、基礎代謝の約半分は、食べ物の消化吸収によるもの。つまり、食べないと基礎代謝は低下してしまいます。そして、食事の回数が増えれば、内臓が消化吸収をし続けるので、基礎代謝も上がります。
《POINT 2》
朝食抜きは、筋肉量の低下を招く。寝起き30分以内に摂取を!
寝起きのからだは空腹なので、エネルギーが残っていません。すると、からだは筋肉を分解してエネルギーを作り出します。つまり、朝食を抜くことは、代謝に不可欠な筋肉を減らしてしまうということ。そうならないためには、起床後できるだけ早く食事をとることが大切です。
《POINT 3》
スムージーなど柔らかい食事は代謝ロスになる
「POINT 1」で消化吸収と基礎代謝の関係を説明しましたが、スムージーやおかゆなど柔らかい食べ物は、固形の食べ物に比べエネルギーを使わずに消化吸収ができます。逆にいえば内臓の活動が弱まるので、基礎代謝量を減らしてしまうことになります。
《POINT 4》
動物性たんぱく質は「毎食!」が、大事
たんぱく質は、筋肉の材料になることはもちろん、摂取後すぐに脂肪を分解するホルモンを分泌する性質も。そのため、こまめに摂ることがオススメ。体重50㎏の人ならば、1日75g程度(サラダチキン3個程度に含まれる量)を摂りましょう。
《POINT 5》
「大豆≠やせる」食べ過ぎるとカロリー過多に
『大豆類は、たんぱく質が摂れてダイエット向き』という考えはNG。というのも、牛肉150g中のたんぱく質が30gなのに対して、同量の豆腐のたんぱく質はたった8g。それにもかかわらず、たくさん食べれば余計なカロリーばかり摂ってしまうことに。
《POINT 6》
「90分の倍数」の睡眠時間がやせる習慣を作る
睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠が『90分(=1.5時間)周期』で繰り返すと言われており、このリズムに合わせて起きると、すっきり目覚められます。つまり、6時間や7時間半の睡眠時間が◎。目覚めが悪いとストレスホルモンが増え、食欲増加にもつながってしまうので、睡眠時間も見直してみましょう。
《POINT 7》
脚は、組まないより、組んだほうが太らない
脚を動かさずにずっと座っていると、血流は悪くなるばかりです。それよりも、脚を適度に組み替えて、股関節を動かすほうが血液の流れが悪くならず、むくみや脚太りが避けられます。ただし片方を組んだままにはせず、適宜組み替えましょう。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
illustration_NATSUKI MINAMI
text_YOKO KAKINUMA
edit_RISA SATO[vivace], FASHION BOX
(& ROSY2019年4月号)
【いま読まれている人気記事】
プロが解説!モデルがうなる顔マッサージ法
まるで詐欺!一重をメイクで整形級デカ目に!
第二子出産直前の菅野美穂を激写!
[OL通勤バッグ]カッチリなのに軽い!軽量バッグ
足元でイイ女orダサ子が決定?正解デニムコーデ
2カ月で6キロやせ!? 「低糖質スープ」ダイエット