不妊の原因の半数は男性にあり。精子の状態をチェックしよう
WHOの調査では、不妊原因の約半数は男性にあるといわれています。その原因の一つが精子の状態。「数が少ない」「動きが悪い」「精子が存在しない」などさまざまですが、それを知る手立てとなるのが精液検査。不妊治療を行う産婦人科や泌尿器科で検査を受けることができますが、受診はハードルが高いと感じる人もいるはず。そこで便利なのが、自宅にいながら手軽にチェックできる精液検査キットです。
550倍レンズで泳ぐ精子を観察「テンガ メンズルーペ」
スマホに取り付けた550倍のレンズで、泳ぐ精子を観察。専用アプリ(iOS)を使えば、精子の解析も可能。総運動精子数、精子濃度、運動率、精液量の4つの項目が分かります。
運動能力のある精子の濃度を算出 「dotest®スマートフォン用運動精子濃度テストキット
妊娠検査薬や排卵日予測検査薬でおなじみのドゥーテスト®から登場した精子のテストキット。付属の顕微鏡レンズをスマホのカメラにセットすることで簡単に測定でき、結果はアプリで確認。WHOが定める精液検査基準のうち、「精子濃度」「運動率」に着目し、2つの数値をかけ合わせた「運動している精子の濃度」を算出します。1箱で2回分測定可能。
精子の“持久力”をチェックできる「バディチェック クレアチン」
ここまで紹介したセルフキットは、精子の数や動きといった“精子の見た目”をチェックするものですが、「バディチェック クレアチン」は精液に含まれる成分「クレアチン」を測定する世界初のセルフケアキット。クレアチンは精液中に多く含まれ、精子が泳ぎ続ける持久力に関与するアミノ酸の一種で、男性不妊の人は精液中のクレアチンが低い傾向にあることが分かっているのだそう。自宅で採取した精液を郵送し、結果はオンラインで確認。クレアチン濃度やまい進力レベル、酸化ストレス度の他、精子濃度・精液量・総精子数も分かります。
ふたりで始める妊活のために、検査キットを活用しよう
精子の状態はその時の心身のコンディションが反映されやすく、特にストレスや寝不足の影響を受けてしまうので、一度で判断せず、日を置いて何度か検査してみるのがベター。こうした検査キットだけで医学的判断はできませんが、男性が自分の精子状態を知り、必要に応じて受診するきっかけになるはず。ふたりで始める妊活の一つとして、活用してみてください。
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TEXT=YUKO NAKAJIMA