おうち性教育の第一歩、親子で楽しめる性教育の本

おうち性教育の第一歩、親子で楽しめる性教育の本

学校では、保健の授業でしか性教育を受けてこなかった私たち。わが子に対して、性の話なんてわざわざ家でしなくても……と思っている人もいるとは思いますが、今の時代学校に任せるのではなく、家庭での早期の性教育が重要視されています。インターネットやSNSですぐに情報を得られる子どもたちは、間違った情報をそのまま鵜呑みにしてしまうことも。家庭で始める性教育の第一歩として、親子で楽しめる本をピックアップしました。

 

絵と分かりやすい言葉で幼児期から始めやすい
『だいじ だいじど~こだ? 』

幼児でも絵と分かりやすい言葉で、自分の「からだ」を知り、 「プライベートパーツ(口や胸、性器)」を理解することができる一冊。著者の遠見才希子医師が自身のお子さん(当時2歳)とのエピソードを交え、からだの大切さだけではなく、一人ひとりが大切な存在ということを伝える。後半は子育てしていくうえで、こういう時は教育的にはどう対応するべきかなど、大人に向けた知識も紹介。

だいじだいじど~こだ
遠見才希子著/大泉書店 刊

 

 

「性」のことがクイズ形式で楽しく学べる!
『大人も知らない!? 性教育なぜなにクイズ図鑑 』

物心つくと湧いてくる子どもの疑問「赤ちゃんはどこからやってくる?」「大人になるってどういうこと」など素朴な疑問とその答え方から、「女性が一生のうちに排卵する卵子の数は?」「世界で同性婚を認めている国や地域はどれくらいある?」など大人でも悩むようなクイズを紹介。体の仕組みから性の多様性まで親子でクイズをしながら勉強できる。

メイン
のじまなみ監修/宝島社 刊

 

 

性教育が防犯につながる

どの本も共通して、こどもの心と体を守るためにはどうするべきか教えてくれます。小さい頃から性教育を行うことで、防犯にもつながり、さらに自分も人も愛せる人間になることを教えてくれています。学校が教えてくれるのは、ほんの一部。大切なことだからこそ、おうちで性教育を始めてみましょう。

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