前回に引き続き、エディターKカップルとエディターOカップルがリアル座談会をお届けします!
彼女のPMSとその解決策をぶっちゃけトーク ~後編~
―2人がPMSの症状を改善するためにやっていることは?
O アロマオイルや入浴剤の香りでリラックスするようにしています。むくみを感じることも多いので、時間があればマッサージも。
K 私はCBD。落ち込んでいるときにCBDオイルを飲むと、ポジティブになれる気がして頼りにしてますね。ファスティングや腸活をがんばった月は生理痛もPMSも軽くなる気がしていて、食生活を気をつけようと思っています。とはいえイライラしてるときはつい過食に走ってしまって、その負のループから抜け出したいのが本音。
O 生理前は食べすぎちゃうよね。
―私は病院が苦手なのでサプリやハーブティーを飲んでいるのですが、2人は本格的な治療を考えたことはありますか?
K ないんです。時間がなくて、婦人科に相談したい気持ちはありつつもまだできていないですね。
O 私もそこまでの症状じゃないから、病院には行ってないですね。今はKさんとデスクが隣なので、中間地点に〈命の母ホワイト〉を置いて共有しています。今のところはそれでやり過ごせているので、継続する予定。
―2人はPMSが辛いときはパートナーにどんなスタンスでいてほしいですか?
K 私の言葉を間に受けてほしくないし、イライラをぶつけたときは、受け流してほしいと思っています。彼は私の生理周期を把握しているみたいで、私が強い口調になっても「はいはいもうすぐ生理だもんね」と茶化されて、それにまたイラッとするけど(笑)。それぐらいのかわし方のほうがありがたいですね。
O 私は放っておいてほしいタイプ。生理前は静かにやり過ごしたいので、そっとしておいてくれるのがうれしいし、辛いときには家事を手伝ってほしい。
J 話を聞いていると、PMSって本当に大変だなと思いました。距離を取るのもひとつの手だし、言い方やタイミングも考えて寄り添っていけたらと思います。自分はたまたま仕事でPMSを知ったんだけど、まだまだ知らない男性も多いと思うので伝えていけたらと思います。PMSの共有アプリも使っていきたいですね。毎月自動予測してもらえれば心構えもできるし。
K 私の夫は生理に対しても理解があるほうで。生理中だと遠出はしんどいよねと話しかけてくれるし、生理になるとベッドにタオルを敷いてくれたり。その一方で、なぜPMSに気づいていなかったのかが謎なんだけど(笑)。
S それは生理のことを話してくれているからだよ。PMSもだれしもがあるんだから、僕はどんどん言ってもらいたい。申告してもらえれば気をつけられることも多いし、隠すことでもないし恥ずかしいことでもない。職場の人にもそういうスタンスでいてほしいと思ってます。理由を言ってくれないとわからないことのほうが多いから。
O そうですよね。伝えることってすごく大事。彼にはこの機会でPMSの症状を知ってもらえたから、辛いときは手厚いサポートを期待します!
Illustration_MOMO HASSAKU(P073)、YASUKO SAKURAI(P074)
text_YOKO SUENAGA
(SPRiNG2024年5月号)
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