乾燥や花粉で肌がゆらぎやすい春。時間帯に合ったスキンケアで肌を守り育てることが大切。スキンケアの役割は時間帯によって異なります。朝は乾燥や紫外線などの外的刺激への対抗力を高めるお手入れとUV対策で予防を徹底しましょう。夜は肌の修復の時間です。美容成分が豊富なアイテムで日中のダメージを癒やしましょう。
お話を伺ったのは……
山崎まいこ先生
ゆらぎ肌に悩む多くの患者が訪れる「まいこ ホリスティック スキン クリニック」院長。ひとりひとりの生活に合った実践可能なアドバイスを送る。クリニックで受けられる「腸質スキンケアプログラム」も話題。
Morning
UV対策はスキンケアの一環と心得て
（右から）DHC 薬用 PW プレスドパウダー UV 〈リフィル〉［医薬部外品］SPF50+･PA++++ 全2色¥1,530／DHC ※ケースとパフは別売り、ホワイトパラソル UV［医薬部外品］SPF26･PA+ 40g ¥3,500／イグニス、草花木果 日やけ止め（プラスバリア）SPF40・PA+++ 60mL ¥2,000／キナリ
紫外線量は4月ごろから急激に増加。日やけ止めまでが朝のスキンケアと意識して対策しましょう。通勤や通学くらいであれば、SPF値20～30前後のものでも十分。長時間屋外に出る場合は、メイクの上から使えるUV効果のあるパウダーでこまめに塗り直しを。
抗酸化作用の高いスキンケアで肌を守る
（右から）高浸透型ビタミンC誘導体やビタミンE誘導体を配合。メディプローラー ラディアンスリフト ローション 120mL ¥10,000／メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ、ローヤルゼリーエキスやビタミンA誘導体配合で、肌のハリを高める。薬用 RJエッセンス EX［医薬部外品］30mL ¥8,200／山田養蜂場、即効性のあるピュアビタミンCを高濃度で配合。オバジC25セラム ネオ 12mL ¥10,000／ロート製薬
朝のお手入れには、ビタミンA・C・Eといった抗酸化力を高める成分が配合されたものを。日中のダメージが軽減され、夜の修復もスムーズに。
Night
美容成分の高いアイテムを投入して“育肌”
（右から）塗って寝るだけでうるおいとハリに満ちた肌に。アルージェ ウォータリーシーリングマスク 35g ¥3,000／全薬工業、有効成分ライスパワーNo.11が肌の水分保持能を高める。ライスフォース ディープモイスチュアエッセンス［医薬部外品］30mL ¥10,000／アイム、ストレスにより乱れた肌のリズムを整える。アユーラ リズムコンセントレート 40mL ¥8,000／アユーラ、働きの異なる3種のコラーゲンが肌本来の力をサポート。スキンケア ジェル NMバランス 35g ¥9,000／ニッピコラーゲン化粧品
夜は保湿成分など美容効果の高いアイテムで肌の修復をサポート。
How to skincare
step 1 手で肌の状態を確かめる
最初に手で肌に触れて、乾燥しているところや肌のなめらかさを確かめます。
step 2 手のひらでスキンケアを温める
スキンケアを手に取り、手のひらで温めてからなじませると浸透力がアップ。
step 3 しっかり浸透させてから次へ
余分な水分や油分が手に残らなくなるまで、丁寧になじませてから次のアイテムへ。すべて同様のステップで行いましょう。
【クレンジングはオイルタイプが○】
ライスリリース クレンジングオイル 200mL ￥950／ロゼット
「クレンジングはオイルタイプを選び、しっかり落としきるのがおすすめです」
ライス由来成分で肌の潤いもキープ。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Akira Yamaguchi
hair＆make-up_Tomoko Takano
styling_Sanami Okamoto
model_Kanoco
text_Rikako Yamada
cooperation_AWABEES, UTUWA
edit_Risa Sato[vivace], FASHION BOX
（リンネル 2019年4月号）
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