パソコンやスマホなどで目を酷使したときに起こる眼精疲労やドライアイは、目の周辺の筋肉をほぐしたり、血行を良くしたりすることで症状を緩和できます。それには目の周辺のツボ刺激が効果的です。
教えてくれたのはこの方
寺林陽介(てらばやし・ようすけ)さん
六本木・寺林治療院院長。1996年にあんまマッサージ指圧師、鍼師灸師の国家資格を取得し、父の治療院で本格的に修業を開始。24歳のときから1人で治療院を運営し、現在に至る。2008年には港区南青山でも完全紹介制・完全予約制の治療院を開設し、2014年3月、港区六本木に移転。患者に心から満足してもらえる治療院を追求している。どこに行っても楽にならなかったという患者ほど違いを実感する「疲れとりマッサージ」を行い、多くの著名人から評判を得ている。著書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(アスコム刊)は27万部のベストセラーになり、テレビ、雑誌など多数のメディアで注目を集めた。
風池・攅竹・太陽を押し動かす
風池を中指で左右に。攅竹を中指で上下に、太陽をやはり中指で上下に、それぞれ10〜20回押し動かしましょう。
慣れてきたら、中級編として人差し指で太陽を、薬指で攅竹を押したまま、手を上下に動かしてみてください。一度に2つのツボを刺激しますから、短い時間で多くの効果が期待できます。
ちなみに、これらのツボ刺激は、落ちた視力を一時的に上げる効果も。
風池(ふうち)
後頭部中央のくぼんだところから、指2本分外側にあるくぼんだところ。左右両方にあります。
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攅竹(さんちく)
眉頭のすぐ下にあるくぼんだところ。
太陽(たいよう)
目尻と眉尻を結んだ線の中央から少し外側に寄ったところにある、こめかみのくぼんだところ。
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(参考)
書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』
https://tkj.jp/book/?cd=TD296672
著者:寺林陽介
イラスト:アオノミサコ
ライター:佐藤美由紀
special thanks:石井美保さん
編集/FASHION BOX
(書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』)
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