(2019年12月25日更新)
入浴こそ、一般の人が実践できる、もっとも優れた健康法。大人になればなるほど入浴は大事。あなたのお風呂の入り方、損してる可能性があります。読んで得するお風呂の入り方を教えます。
《目次》
【オススメ記事】
介護リスクを減らすお風呂の入り方
教えてくれたのは……
博士(医学)/温泉療法専門医 東京都市大学教授 早坂信哉さん
【Profile】
生活習慣としての入浴を医学的に研究する第一人者。メディア出演も多数。近著に『最高の入浴法』(大和書房)がある。
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大人世代におすすめの入浴方法
(1)入浴前後にはコップ1杯のミネラル入り麦茶を!
入浴すると水分とともにミネラル分も失いますので、無糖・カフェインレスのミネラル入り麦茶、またはミネラルウォーターを飲みましょう。血流改善効果や血圧低下作用にも効果があります。
(2)一番風呂は肌によくない。嘘のようだがこれ本当!
水道水そのものを沸かしただけの一番風呂と、人の皮膚に付着している不純物が湯に溶け込んだ二番風呂。二番風呂以降の方が皮膚への刺激を和らげ、湯ざわりがやわらかくなります。
(3)全身浴で肩まで浸かる。その前にかけ湯を忘れずに!
静水圧と浮力の作用により、体の隅々まで血液を送ることができるため、半身浴より全身浴の方が健康効果は高くなります。ただし、いきなり湯船に入らずかけ湯で体を慣らすこと。疾患のある方は、無理は禁物。
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(4)湯温は40℃。ぬるいかな……でいいんです
40℃というと、「ちょっとぬるいかな」という湯温。のぼせやヒートショックといった体調不良が起こりにくく、血液の流れもよくなるので疲労回復、身体の痛みの改善、リフレッシュにちょうどいいのです。
(5)入浴剤は入れるべし!硫酸ナトリウム入りがおすすめ
血流アップ&疲労物質除去効果のある「硫酸ナトリウム」を含む入浴剤はおすすめです。特に「炭酸系」は血管を拡張させ、血流を改善してくれる効果も。また、一番風呂の解決策にもおすすめです。
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illustration_Nagisa Hamada
text_Yuka Hashimoto
(大人のおしゃれ手帖 2019年8月号)
edit_FASHION BOX
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