太ると“お漏らし”リスクが高まる!? 医師がダイエットメニューを提案

太ると“お漏らし”リスクが高まる!? 医師がダイエットメニューを提案

出典: FASHION BOX

急な尿意を我慢できなかったり、夜中に何度もトイレに起きることで悩んでいませんか?それは、過活動膀胱(かかつどうぼうこう)が原因かもしれません。過活動膀胱の症状は、70代以上の3人に1人が悩んでいるといわれています。
そんな過活動膀胱の症状を悪化させる原因は、日常生活の中にも潜んでいます。毎日の生活を見直すことで、改善の糸口が見つかる可能性があるのです。
本記事では、過活動膀胱のリスクにもなる「肥満」を食事で解消する方法をご紹介します。

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教えてくれたのはこの方

楠山 弘之(くすやま・ひろゆき)
永弘クリニック院長
日本泌尿器科学会認定専門医・医学博士
1954年生まれ。東京都立駒場高校、埼玉医科大学卒業。癌研究会付属病院医員、埼玉医科大学泌尿器科講師を経て、永弘クリニックを開院。泌尿器科開業医として、多くの尿もれ・尿失禁・頻尿患者の治療に当たっている。近著に『尿トラブルは自宅で治せる 尿もれ・尿失禁の改善法』(東洋経済新報社)、『女性のおしっこ問題を解決する本』(同文書院)。監修に 『頻尿・尿もれがスッキリ!なくなる本』(宝島社)がある。

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体重コントロールは快尿の基本

肥満は生活習慣病の原因となるだけでなく、過活動膀胱も起こしやすくなるといわれています。肥満で尿失禁を起こす人は食生活の改善が必須です。

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肥満を解消するための4か条

無理なダイエットで体を壊しては元も子もありません。正しい食習慣にすることで体も整ってきます。

1. 朝・昼・晩、3食きちんと食べる
栄養が偏ったり、不足すると体調を崩す原因に。たんぱく質・脂質・糖質の三大栄養素をバランスよく食べましょう。

2. 1食にカロリーを偏らせない
1日1200kcalは守っていたとしても、一度にたくさん食べ過ぎると胃腸に負担がかかります。リバウンドの原因にもなります。

3. 空腹を感じないように工夫する
空腹を感じると、脳は体に栄養が足りなくなる危険を感じ、脂肪をため込みます。低カロリーの間食で工夫しましょう。

4. 目標は1か月で-1kg。急激な減量をしない
急激な減量は免疫力の低下を招くなど、健康を害し、リバウンドのリスクも高まります。無理のない範囲に目標を設定しましょう。

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研究結果でも証明された肥満と尿失禁の関係

肥満と尿失禁の関係については、BMI値30以上で、尿失禁や過活動膀胱を起こしやすいという報告もあり、さまざまな研究結果が報告されています。
特に、おなかに圧力がかかると尿をもらしてしまう腹圧性尿失禁の場合は、体重を減らすことにより、症状が改善したという例がたくさん見られます。
また、肥満女性に食事と運動で減量を行った研究では、研究開始から6か月後には尿失禁回数が減少。体重減少別の解析では、研究開始時の体重から5~10%の減量に成功したグループで、すべてのタイプの尿失禁の回数が減少したという例があります。

1日1200kcal以内、1食400kcal程度の食事で減量を行う

1食約400kcalの食事例

TOTAL 393kcal

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TOTAL 404kcal

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TOTAL 384kcal

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減量は食事制限と運動を並行して行う

本気で減量をするなら、食事の改善が一番です。同時に運動を行い、徐々に筋肉量が増えることでやせやすい体質になります。
毎日体重計に乗る習慣をつけ、ひと月で1㎏程度の減量を目標に、1日1200kcal以内の食事制限を行いましょう。最初は食事の量が物足りなく感じるかもしれませんが、ひと口50回、よく嚙むことで満腹中枢が刺激されます。慣れてきたら、むしろ腹八分目がちょうどよく感じるようになるでしょう。
たとえ、過活動膀胱が起こりやすいBMI値30以上でなかったとしても、常に普通体重の範囲をキープするように食べ過ぎに注意し、運動習慣を継続しましょう。

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(参考)

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TJ MOOK『自分で治す過活動膀胱の本』
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監修:楠山弘之

※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
構成・文/大橋美貴子
デザイン・イラスト/ササキサキコ
撮影/城石裕幸
編集/入江弘子
編集/FASHION BOX
TJ MOOK『自分で治す過活動膀胱の本』

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