食材の冷凍保存は当たり前。忙しい毎日のお助け家事のひとつです。でも、食材を使いきれなかったから仕方なく……という価値観はもう古い! 料理のおいしさがもっと広がる、目からウロコの冷凍術をご紹介します。
冷凍は、食材をよりおいしく食べるための有効手段
「食材の冷凍は、保存性を高めるだけでなく、よりおいしく食べるためにも活用できます。そのためには、食材が傷みそうになったら冷凍するのではなく、買ってきたらすぐ、新鮮なうちに冷凍してしまうのがコツなんです」と冷凍生活アドバイザーの西川剛史さんは言います。
「食材の鮮度が高ければ、栄養価も高くおいしいまま。また、冷凍することでうま味を増す食材もあるなど、冷凍するメリットはさまざま」
買い物のときに冷凍することを考えて食材選びをすると、さらに賢くおいしく冷凍保存ができます。
冷凍しっぱなし! をなくすには、1食材2~3種にカット【トマト編】
食材はただ切ればいいわけではありません。その後の調理がラクになり、使いきれそうな食材を選ぶのがポイント。ひとつにつき2~3種のカット方法で賢く使い回しましょう。
(1)丸のまま、凍ったまま使う
トマトは冷凍するとうま味がアップする野菜。茶巾包みで凍らせ、すりおろしてサラダにかけたり、カレーに入れればうま味のもとになります。
(2)ざく切りで、加熱解凍
1㎝角程度に切ったトマトは冷凍用保存袋に入れ空気を抜いて冷凍。冷凍で繊維が崩れるので、トマトソースづくりに最適。
(3)プチトマトを冷凍し、凍ったまま使う
冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍。少し水をかけると簡単に皮がむけるのでサラダやピクルスなどに最適です。
(大人のおしゃれ手帖編集部)
photograph: Shoko Matsuhashi
food styling: Yoshiko Morizumi
text: Mie Minezawa
cooperation: Asahi Kasei Home Products
編/ FASHION BOX
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