ボヘミアンにロケットマン、ヒット連発の監督が語る“最高の題材”

出典: FASHION BOX

ゲスい質問も上等な突撃体制で取材するこのコーナー。今回は、前評判からして『ボヘミアン・ラプソディ』を抜くんでね?と盛り上がっていた、エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』。監督のデクスター・フレッチャーに聞いちゃいました〜。

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Dexter Fletcher デクスター・フレッチャー

1966年1月31日、ロンドン生まれ。子役として俳優デビューし、長年舞台や映画、テレビシリーズなどで活躍。11年の『ワイルド・ビル』で長編監督デビューし、13年の『サンシャイン/歌声が響く街』がトロント国際映画祭に招待され絶賛を浴びる。イギリス史上初のスキージャンプオリンピック代表選手であるエディ・エドワーズの半生を描いた16年の『イーグル・ジャンプ』もヒットに導き、昨年大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』(18)では最終監督を務めた。

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じつは“ボヘ”の監督してますの

大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』って、監督のクレジットは途中で降板(というか逃亡)したブライアン・シンガーになっているけど、彼が降りてから完成までを手がけたのが彼、デクスター・フレッチャー。ぶっちゃけ“ボヘ”のヒットの立役者っていってもいいのよね。そんな彼が、実話ベースの感動作『イーグル・ジャンプ』(16)でも組んだタロン・エガートンを主演にしてエルトン・ジョンの半生を描くっていうんだから、そりゃ楽しみだわよ。

「『イーグル〜』でもプロデュースを手がけてくれたマシュー・ヴォーンが本作も製作を務めてくれたんだ。彼からタロンでエルトンの伝記を映画化するって話を聞いたとき、すごいと思ったね。だって、タロンはあの世代のスターには珍しく、天性の愛嬌と弱さがあるから、エルトンのナイーブだったり激しかったりするお天気屋のキャラクターを演じきれるはずだから。実際に演技をさせてみて、その考えは正しかったと実感したよ」

今でこそエルトンは超大物となったけど、若いころの彼はドラッグや酒に溺れてひどかったのよね。この映画はエルトン本人もプロデューサーとして関わっているから、その辺のことを描くかどうか不安だったんだけど、なんと全部出しちゃってるのよ。

「これはアルコールと薬物に溺れて、しかも過食にもなる、繊細なアーティストの話。世間で知られているエルトンは天才だけど、じつは心にある闇が深過ぎるんだよ。そこをエルトン自身が理解して、映画として発表するというのは勇気あることだと思うし、映画としても最高の題材だよね。

なんといっても、エルトンほどの非凡な才能の持ち主は、その才能が重荷になることがあるから、空想の世界に逃げることで、なんとか自分を保ってきた。その空想のシーンを、映画ではファンタジーのように描くことにしたんだよ」

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空想シーンはミュージカルになっていて、めちゃアゲアゲ。そりゃ現実逃避する空想だものね、ハッピーなわけよ。そこで歌っているのはタロン本人!

「彼は本当にうまいんだよ。『SING/シング』でも実際に歌っているんだけど、彼のように演技も歌も期待以上のものを出してくる俳優はそうそういるもんじゃない。素の彼はエルトンとは全然似ていないけど、外見をちょっとエルトンに似せただけで、劇中の彼はエルトンにしか見えなくなるほど。彼に演じてもらって大正解だったね」

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『ロケットマン』

story:幼少期から音楽の才能に恵まれていた少年は、ロックの時代を経て、ミュージシャンになることを決意。エルトン・ジョン(T・エガートン)と名乗り、作詞家バーニー(J・ベル)とともに成功を掴み取る。だが、ドラッグと酒に溺れた彼は、次第にバランスを崩し……。

監督:デクスター・フレッチャー

出演:タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワード ほか

配給:東和ピクチャーズ

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取材・文_よしひろまさみち
edit_AYAKI ANDO[vivace], FASHION BOX
sweet 2019年9月号

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