恋愛指南

仕事or結婚? 悩めるアラサー女子が知るべき「幸せを手に入れる」方法

仕事と恋愛、どっちを優先するのか。それは働く女性につきまとう大きなお悩み。

そんな悩みを、ツイッターフォロワー数20万人以上という謎の主婦・DJあおいさんが解決!?

 

今回のお悩み

「彼との結婚か? 仕事を続けるか? どちらも選べません…」

私は東京でデザイン関係の仕事をしている28歳です。彼は地元・静岡県で働く31歳の社会人で5年ほど遠距離恋愛をしています。

1年前から「そろそろ結婚したい」と言われていたのですが、結婚したら仕事を辞めて地元に帰らなければならないことがわかっていたため、なんとなく濁していました。

ですが先日、ついに、「本気でこれからこの付き合いをどうするか決めよう」と言われました。彼と仕事、どっちを選べばいいのでしょうか?(東京都・デザイン事務所勤務・28歳)

 

自分たちのスタイルにあった新しい結婚の形を模索して

結婚をしたら同じ家に住み寝食をともにする。これは選択肢のひとつであってすべてではありません。結婚にもさまざまな形があり多様性が求められる時代。単身赴任という選択肢もあれば別居婚という選択肢もあり、それらは今となっては特別珍しい形でもないんですよ。

「結婚をしたら一緒に住む」という形は昭和初期のスタンダード、男は外で働き女は家を守るという結婚観から生まれた形ですね。女性が専業主婦になるという前提の上で成り立っている形なので、女性が社会で活躍する現代ではこの形にこだわると結婚自体がハードルの高いものになってしまいます。

あまり形骸化した結婚の形にこだわらないように、自分たちのスタイルにあった結婚の形を模索してください。

 

結婚と仕事は共存するもの

それが遠距離なのか、それとも近距離なのか、その定義は曖昧で個人差のあるものです。たとえば、新宿・渋谷間の恋愛だったとして、それを遠距離恋愛だと感じる人は少ないと思います。なぜなら電車で7分、運賃160円で「いつでも会える」という安心感があるからですね。

では、東京・大阪間の恋愛の場合はどうでしょう? 新幹線で行けば約2時間半、料金は約15000円、お金と時間を持っている人ならこの恋愛を遠距離恋愛とは言いません。なぜなら「いつでも会える」と思えるお金と時間を持っているからですね。

そういう人からしてみれば、東京・大阪間の恋愛も新宿・渋谷間の恋愛も同じだということ。「いつでも会える」と思える安心感がその人を身近な存在にしてくれるというわけです。

しかしお金も時間もない人から見れば、東京・大阪間の恋愛は遠距離恋愛になってしまいます。

なぜなら「いつでも会える」と思えるほど、お金も時間もないから。7分という時間も160円というお金もない人からしてみれば、新宿・渋谷間の恋愛も遠距離恋愛になってしまうということ。その恋愛が遠距離かどうかは物理的な距離や移動時間ではなく、自分が所有しているお金と時間に左右されるということです。

お金と時間さえあれば東京・大阪間という距離でも通勤可能圏内、お金も時間もない人なら新宿・渋谷間の距離でもそれは遠距離ということ。自分たちの実力によってその距離は近距離にも遠距離にもなります。

東京・静岡間なら新幹線で約1時間、料金は片道約6000円、今はそれが遠い距離に感じるのかもしれませんが、少し頑張れば十分通勤可能な圏内になると思いますよ。

お金と時間がすべてではないのかもしれませんが、お金と時間がなければどんな恋愛も遠距離恋愛になってしまいます。恋愛や結婚を成立させるためにはお金と時間は絶対的に必要なもの。

「結婚を選ぶか仕事を選ぶか」の二者択一で考えないように。それらは共存させなければならないものだと心得てください。

 

恋愛や結婚は、少し離れた方が相手のことがよく見える

私も静岡県在住で夫と一緒に暮らしていますが、仕事の関係で月の約半分は都内でホテル暮らしをしています。夫も出張で家を空けることが多いです。なかなか会えない環境ですが、その関係は良好。毎日顔を突き合わせていた頃よりお互いのことを理解し合えた感じです。

恋愛や結婚に限らず人間関係というものはその距離感が遠過ぎると壊れてしまうものですが、近過ぎても壊れてしまいます。会えない時間ができたことによってその距離感がちょうどよくチューニングされた感じ。特に恋愛や結婚は少し離れてみた方が相手のことがよく見えるものです。

遠距離恋愛や別居婚というとネガティブなイメージが先行しがちですが、言うほど悪いことばかりじゃないということ。特にこれからは、それぞれが社会の中で活躍しながら結婚生活を維持していく時代になるでしょう。男が外で働き女が家を守る時代はもう終わり。

男も女もともに働き、男も女もともに家を守る男女同等の時代。

その環境に適した結婚生活を意識するように。女だからって結婚のために仕事は捨てないで! 社会に夢を見られなくなった女は老けるわよ!

 

(steady.編集部)
文/DJあおい
イラスト/つぼゆり
編/FASHION BOX
※ 画像、文章の無断転載はご遠慮ください

 

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