（2020年3月24日 更新）
【消化力と心を整えて軽やかな体に。今日からはじめる、おなかのあたため新習慣】秋から冬にかけての不調ケアは、消化力を高めることが大切です。体の外側・内側からあたためることで、胃腸の働きを改善できる新習慣を紹介します。
≪目次≫
●教えてくれたのは……
●心の状態をチェック：手鏡で顔を見てみよう
●なるべく胃薬に頼らない
冬の不調は胃腸の冷えが原因？“おなかあたため”が万能なワケ[女医が解説]
教えてくれたのは……
大久保 愛先生 プロフィール
薬剤師、国際中医師、国際中医美容師。漢方カウンセラーとして年間2000人以上の女性の悩みに応えてきた。最新著書『心がバテない食薬習慣』（ディスカヴァー・トゥエンティワン）。
「人の心と体と、季節はリンクしています。その不調も、今の季節が関係しているかもしれません！」
心の状態をチェック：手鏡で顔を見てみよう
ストレスで怖い顔になっていないかチェック！
忙しいと、つい“しかめっ面”になりがち。そんなときは、手鏡を持ち歩いて、こまめに表情をチェックしましょう。鏡を見るときは無意識に自分にとって「いい顔」をするもの。何度もくり返すうちに、自然と心が落ち着きやわらかな表情に。
[医師が教える正しいストレスの逃がし方] お酒や甘いもの・カフェインは逆効果!?
なるべく胃薬に頼らない
胃薬の必要以上の摂取は胃酸の分泌を低下させが逆効果になることも
飲み会が増え、膨満感や胃の不調を感じやすい年末。つい胃薬に手が伸びてしまいますが、過剰に服用すると、胃酸の分泌を必要以上に低下させ栄養の吸収率を悪くすることに。
心の栄養に必要なタンパク質とミネラルの吸収を妨げ逆にダメージを与えてしまいます。食べ方にも気をつけて、薬をなるべく避けましょう。
困ったときは胃腸に効く漢方薬を飲んでみよう！
▼ 食べすぎに「半夏瀉心湯」
▼ お酒の飲みすぎに「五苓散」
▼ 冷えておなかが痛いとき「安中散」
▼ 胃炎に「黄連解毒湯」
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実は漢方薬にも即効性のあるものと
そうでないものがあります！
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漢方薬には、単発で飲んで即効性のあるもの、長期飲み続けることで体質が改善するものなどさまざまな種類が。よりよい体質改善を求めるなら、自己判断で選ばず、中医師や薬剤師のいる漢方薬局で処方してもらうのがおすすめです。
《編集部のおすすめグッズ》
からだの内側あたためパッド¥2,800／オーラ（メカニカルプラネット）
肌荒れや生理痛がつらい人は、パンティライナーを下着につけて子宮をあたためてみるのも手。遠赤外線効果のある「αオーラ®わた」を中わたに使用。体の深部までじんわりとあたためて、巡りをアップ。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
illustration_Mariko Fukuoka
text_ Aki Sato
web edit_FASHION BOX, Ayaki Ando[vivace]
（リンネル 2020年1月号）
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