(2020年3月5日 更新)
【消化力と心を整えて軽やかな体に。今日からはじめる、おなかのあたため新習慣】
秋から冬にかけての不調ケアは、消化力を高めることが大切です。体の外側・内側からあたためることで、胃腸の働きを改善できる新習慣を紹介します。
≪目次≫
教えてくれたのは……
大久保 愛先生 プロフィール
薬剤師、国際中医師、国際中医美容師。漢方カウンセラーとして年間2000人以上の女性の悩みに応えてきた。最新著書『心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
「人の心と体と、季節はリンクしています。その不調も、今の季節が関係しているかもしれません!」
【冬の胃腸の不調に】おなかを直接あたためる
おなかまわりにカイロプラス腹巻きで生理痛も緩和
おなかが冷えると、悪玉菌が増え、胃腸の働きが鈍る原因に。おなかにカイロを貼ったり、腹巻きなどで直接あたためることでも腸内細菌のバランスが整えられます。また、腰まわりをあたためると、生理痛の原因となるホルモンの停滞が解消し痛みの緩和にも。
\胃もたれを感じたときもおすすめ/
《編集部のおすすめグッズ》
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パソコンやモバイルバッテリーのUSBポートにつなげてあたたかくなる、温熱腹巻き。トップスに響かない薄さで、外出中もあったか。
【冬の胃腸の不調に】1日ひとつ梅干しを
消化を助けてくれる有機酸がいっぱい!
胃もたれや食欲不振が続いているときには、梅干しを1日1粒。胃酸の分泌を促し、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸を多く含むため、エネルギーを効率よく作り出し弱った胃の力を取り戻してくれます。見るだけで唾液が出るのも消化酵素の手助けに。
\そのまま食べても料理やドリンクにしても◎/
《あったか梅レシピ》
カップで飲む梅味噌汁
カップに梅干し、生姜、カツオ節、小さじ2杯程度の味噌を溶いた「梅味噌汁」を朝に飲むと体がポカポカに。タンパク質が欠けるので、これだけで朝食を済ませるなら豆腐を加えたり、卵を落とすのがベスト。
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この時期に効果のあるツボは……?
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▶“腎”の働きを助けるツボ
尾てい骨と腰骨の間にあるツボ「腎兪(じんゆ)」は、冬に弱くなる腎の働きを助けてくれます。押すだけでも効果的ですが、皮膚が薄く熱が伝わりやすいので、この部分にカイロを貼ると効率よく体温も上げられます。
▶“胃”の働きを助けるツボ
膨満感や胃もたれを感じている人は、胃の働きを整えるために、おへそとみぞおちの間にあるツボ「中脘(ちゅうかん)」にカイロを貼るか、手で定期的にあたためてみましょう。刺激することで胃腸の働きを助けてくれます。
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illustration_Mariko Fukuoka
text_ Aki Sato
web edit_FASHION BOX
(リンネル 2020年1月号)
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