だんだんと寒くなり、乾燥などで顔だけでなくボディも敏感に感じることはありませんか? 今回は、皮膚科医の高瀬先生に、知っておきたいボディケアのあれこれをお聞きしました。
教えてくれたのは……
ウォブクリニック中目黒
総院長 高瀬聡子 先生
皮膚科医。ていねいでわかりやすいカウンセリングによる美容医療が人気。スキンケア化粧品「アンプルール」の研究開発にも携わる。
Q:顔よりも体のほうが敏感になりやすい?
A:体は顔より代謝が遅く治りにくいのが特徴で、乾燥時季はゆらぎやすくなります。特に関節の内側や首、衣服の刺激を受けやすい部位は敏感に。
Q : 洗うケアはどんなことを意識したほうがいい?
A:低刺激性の洗浄剤を選び、コットンなど摩擦の少ない素材のタオルで洗いましょう。強くこするのはNG。手のひらでなでるだけでもOK。
Q:体質や肌質改善のために大切なことは?
A:健やかな体を作るのは食べ物。バランスのよい食事(ビタミンA、C、E、たんぱく質など)を心がけて。代謝を高める発酵食品もおすすめ。
Q:ボディに触れるアイテムで気をつけることは?
A:化学繊維は敏感肌の症状を悪化させる場合も。綿やシルクなど天然素材がおすすめ。寝具はいつも清潔にしてダニなどの刺激に注意。
(リンネル編集部)
photograph: Nozomi Nishi
illustration: Moe Itaba
text: Chie Sakuma, P.M.A.Tryangle
edit: FASHION BOX, P.M.A.Tryangle
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