“ワークマン女子”デビューならパーカーを買えば間違いなし!? 広報が推す名品7選

（2020年6月3日更新）

全国に850店舗以上ある“ワークマン”。作業服や安全靴、軍手などを取り扱うワーキングウエアの専門店です。最近、そんなワークマンのアイテムをおしゃれに着こなす“ワークマン女子”が急増しているんだとか……！ジャケットや小物など、機能性に優れているのに低価格でカワイイ！とSNSでも大注目。なかでも入荷のたびに売り切れが続出するという7つの名品を“ワークマン”が紹介してくれました。

≪目次≫
●1. 綿アノラックパーカー
●2. レディース撥水マウンテンパーカー
●3. レディースレインジャケット STRETCH Perfect
●4. フルジップコットンパーカー
●5. 4D超撥水STRETCHカーゴパンツ
●6. ファイングリップシューズ
●7. PVC防水シューズ

綿アノラックパーカー（67621）¥1,900
レディース撥水マウンテンパーカー（44715）¥2,900
レディースレインジャケット STRETCH Perfect（44011）¥2,900
フルジップコットンパーカー（67623）¥2,500
4D超撥水 STRETCHカーゴパンツ（32183）¥2,900
ファイングリップシューズ（55112）¥1,900
PVC防水シューズ（53500）¥1,500

１. 綿アノラックパーカー

“ワークマン女子”デビューならコレを買えば間違いなし！広報が推す名品7選 — 出典: FASHION BOX

綿アノラックパーカー（67621）¥1,900

収納性が高く、綿100％素材なのでアウトドアシーンに最適。着まわししやすいカラーはマスタード、ネイビー、カーキの全3色。S〜3Lまでと豊富なサイズ展開も魅力です。

綿アノラックパーカー POINT

・洋服の上からさっとかぶって着られるように、大きめのシルエットに作られています。
・大きなフロントポケットには携帯電話や軍手、メモなどたくさんのものを収納できます。
・手首は面ファスナーつきで、気候に合わせて開閉でき、袖まくりなどにも便利です。

綿アノラックパーカーはオーバーサイズのシルエットと大きなポケットが印象的なワークマンを代表するアウターのひとつ。溶接用の作業着からマイナーチェンジをして、現在の姿になるまでの経緯を伺いました。

「実は、この商品にはもとになった『綿かぶりヤッケ』という初代モデルがあるんです。それは20〜30年ぐらい前からずっと、溶接業の方々の作業着として愛用されているものなんです。溶接をするときは火の粉が飛ぶので、化学繊維が入った普通の服だと穴があいてしまいます。そこで、この火の粉に強い綿素材が活躍するのです。2018年頃になると、その機能性がアウトドアやキャンプ好きの方々の間にSNSや口コミで広がり、店頭から消えるほどの人気に！これは本当に驚きでした」
今、現行で販売しているのは、初代モデルを改良して作られ、2019年に発売された『綿アノラックパーカー』。

初代の機能性やユニセックスなシルエットはそのままに、ファッション性を高めることで、さらなるヒット商品へと生まれ変わりました。
「一般のニーズにこたえるべく、2代目となる『綿アノラックパーカー』は、アウトドアシーンでも着やすいカラー展開をしようと、現在の３色になりました」

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２. レディース撥水マウンテンパーカー

レディース撥水マウンテンパーカー（44715）￥2,900

内側の配色など細部まで作り込まれたデザインは、ワークマンの真骨頂。カラーはベージュ、ネイビー、グリーンの全3色。サイズはS、M、Lで展開。どれも使い勝手抜群です。

レディース撥水マウンテンパーカー POINT

・胸元のポケットは携帯電話用。スマホがちょうど入る大きさに設計されています。
・ポケットはマチがあって立体。フラップがついているから、入れたものが落ちにくい。
・手首は面ファスナーつき。風が入ってくるのを防げます。シルエットの調節にも◎。

2019年の秋冬コレクションで発表されたマウンテンパーカー。実はこれまでマウンテンパーカーという商品自体、男女ともにありませんでした。動きやすさ、撥水力などワークマンならではの技術が満載です。

「2019年の春までのワークマンは、評判がよかった既存の商品に手を加えたり、カラーバリエーションを増やしてタウンユースに対応させたものがほとんどでした。しかし、もっとお客さまのニーズにおこたえしたいという思いが強くなり、開発に取り組んだ製品がこのマウンテンパーカーです」
動きやすさ、充実したポケット、撥水性……マウンテンパーカーに求められる機能は、まさしく作業着と同じ。すでに得意とする機能性に加え、広く愛されることを目標に、配色やカラーバリエーションを考えていきました。売値が2900円を超えるようなら、作らない──そんな強い制約のもと、できるかぎり高級感のある生地やボタンなどを選び、コスパ抜群のアイテムが誕生！
「パーツはこれまでワークマンではまったくこだわっていなかった部分。この商品をきっかけに、今では細部までとことんこだわるようになりました。なるべくおしゃれで、高見えする服。まさにこれからのワークマンを象徴するアイテムです」

少しの水ならはじいてしまう撥水加工。土などの軽い汚れなら、払っただけでほとんどが取れます。アウトドアはもちろん、ガーデニングやフェスなどでも大活躍間違いなし。

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3. レディースレインジャケット STRETCH Perfect

レディースレインジャケット STRETCH Perfect （44011）￥2,900

雨の日でも視認性の高い鮮やかなカラーは、着こなしの差し色としても使えて便利です。選べるカラーはライムグリーン、ネイビー、ロゼの3色。サイズはS〜3L。

レディースレインジャケット STRETCH Perfect POINT

・脇は動きやすいアクティブカット。全方向に伸縮性がある生地で、抜群の動きやすさです。
・背中が出にくい裾カットで、裏面には滑り止めもついているのでめくり上がりにくい。
・付属のポーチの中にコンパクトに収納できるので、持ち運びにも便利です。

発売から85万着を売り上げたメンズ用のヒットを受けて誕生した女性用の『レインジャケット』。カラフルでおしゃれなその1着をひもとくと……雨の日のおしゃれが楽しくなる機能がたくさん詰まっていました。

「このアイテムのヒントとなったのはメンズ向けの『透湿レインスーツSTRETCH』という商品です。そのレディースラインとして、2018年に登場したのが、このアイテムです。スーツタイプもありますが、上下を別々に販売することで、トップスだけ買い替えることもでき、汎用性も高くなりました」
最も興味深いのは、防水にもかかわらず全方向ストレッチという点。さらに約300gという超軽量なので、まるで着ていないような軽い着心地です。また耐水圧に関する優秀な機能は、さすがワークマンならではのこだわりがあります。
「この服の耐水圧は10000mm。通常の傘は300mm、テントが2000〜3000mmという数値からみても、耐水圧が非常に高く強い雨でも水を通しません。特殊加工を施した生地はしなやかな弾力性と伸縮性があり、薄手でも破れにくい強靭さを併せ持っています。そこが普通のレインコートと違う点で、全天候のアウトドアシーンで満足なパフォーマンスを感じる1着です」

素材はポリエステル100％。裏面には特殊加工のTPUラミネートを施した、伸縮性、防水性、透湿性に優れたアイテム。フロントと胸元には止水ファスナーを使い、雨風の浸入をしっかりガードしてくれます。

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4. フルジップコットンパーカー

フルジップコットンパーカー（67623）¥2,500

火の粉に強い綿100％素材を使ったアウトドアシーンでも大活躍のシリーズ。カラーは配色ナシのカーキと、配色タイプ4種の全5色。S〜3Lまでサイズ展開も豊富です。

フルジップコットンパーカー POINT

・フードや裾には絞りひもがついているので、シルエットをアレンジして楽しめます。
・両サイドの大容量ポケットはファスナーつきで、中のものが落ちる心配がありません。
・フルジップで脱ぎ着がしやすく、細身なのでスッキリしたシルエットに着こなせます。

綿アノラックパーカーをもう一段階進化させたフルジップパーカーは、女性の心を掴んだ名品中の名品。ワークマンとアンバサダーのサリーさんが共同開発した、ワークマン女子の火つけ役です。

「先に紹介した『綿アノラックパーカー』が好評だったのを受けて、さらに改良を重ねて開発したのがこの『フルジップコットンパーカー』です。この商品は、ワークマンアンバサダーのサリーさんと共同開発したもので、ユーザー目線の意見をより多く取り入れて、デザインや機能性をブラッシュアップしています。大きな特徴はフロントがフルジップタイプになって脱ぎ着がしやすくなったところです。シルエットは細身にし、丈も少し短くしました」
2019年6月に、ワークマンとサリーさんは開発のための打ち合わせを開始。急ピッチで商品化が進み、同年10月には販売となったそう。
「発売の３カ月後には３万枚が完売し、今もなお人気です。発想の起点となった『綿アノラックパーカー』のよいところを残しながらも、まったく別のものとして生まれたので、ユーザーの方が商品を選ぶ範囲が広がったのもよかったです。新たなワークマンのスタンダード商品として、アウトドアでも普段使いにもオールシーズン着られるアイテムです」

5. 4D超撥水STRETCHカーゴパンツ

4D超撥水STRETCHカーゴパンツ（32183）￥2,900

基本的にサイズはメンズで、S、M、L、LL、3L、4Lと幅広く展開。女子はS〜Lを選ぶとちょうどいい感じに。カラーはデニムのようなインディゴと、ダークグリーンの2種。

4D超撥水STRETCHカーゴパンツ POINT

・ウエストはゴムだから、脱ぎはきしやすいのもうれしい。長時間着てもノンストレスです。
・日本人に多いＯ脚に合わせて設計。体にぴったりフィットし、スタイルよく見せてくれます。
・ものを落としにくいフラップつきポケット。デザインのアクセントにもなっています。

人間の体の作りに合わせて、立体的に裁断されたカーゴパンツ。テレビでワークマンが特集されるのに合わせて店頭に並べたところ、一瞬で売り切れたという伝説のアイテムです。

脚の形にすっとなじみ、動きやすいカーゴパンツ。一度はくと、そのフィット感に驚く人が多いのだそう。
「その秘密は立体裁断にあります。もともとは、職人さんが作業するときに動きを邪魔しないようにと、考えて作ったもの。日常着としておしゃれに着こなしてくれている人が増えていると聞きますが、もともとはあくまで作業着。メインターゲットは若い職人さんたちです」

コーディネートに使いやすいスリムなシルエット。それでいながら、ストレッチがきいた素材なので、動きを一切邪魔しません。色落ち具合やシワ感にもこだわっています。
「いちばんの特徴は、撥水力です。“ポケットで金魚が飼える”をコンセプトに、ポケットの中まで、撥水加工を施してあります」
試しにパンツの上に水をこぼしてもらったところ、まるで生き物のように丸くなり、生地の上を滑るように移動したのには驚きでした。
「これまでで18万着が完売。ワークマンの中で最も売れている作業着シリーズです」

40回洗濯しても、水を弾く力が持続。撥水力が弱まったら、低温でアイロンをかけると復活します。キャンプや山登りなど、水に濡れる可能性があるときにおすすめ。汗やムレなどはそれほど感じません。

6. ファイングリップシューズ

ファイングリップシューズ（55112）¥1,900

履きやすく、ゆとりのあるスリッポン。サイズは22〜28cmを0.5cm刻み（27.5cmを除く）に展開。カラーはユニセックスで使えるブラック。

ファイングリップシューズ POINT

・タイヤのような六角形の模様が、滑りにくさの秘密。横滑りも防止してくれます。
・少しの水なら平気。雨上がりや小雨程度であれば大丈夫です。

ブログやSNSを中心に、滑りにくい靴として拡散した「厨房シューズ」。それをもっとタウンユースに適したデザインにブラッシュアップして、この「ファイングリップシューズ」が誕生しました！

「妊婦さんの間で“滑りにくい靴”として、『厨房シューズ』が売れているという話が飛び込んできました。こちらはレストランなどの厨房で滑らないようにと考えて作ったものだったので、本当に驚きました。とても喜ばしいことではあったのですが、ファッション性に欠けるのが難点かなと思っていたんです」
そこで生まれたのが、このファイングリップシューズ。厨房シューズの滑りにくさはそのままに、日常でも使いやすいデザインに変更。インソールもボーダーを採用するなど、かわいらしいものにしました。
「表面は防水とまではいきませんが、少しの水なら大丈夫です。妊婦さんはもちろん、ご年配の方にも、雨の日にとてもいいとお褒めの言葉をいただくことが増えました。ただし、縫い目からは水が染み込むので要注意。長靴を履くのは面倒なときやキャンプなど水の近くで遊ぶときもおすすめ。今後も主力の定番アイテムとして、ワークマンを牽引していくアイテムのひとつです」

other variation

レディースファイングリップシューズ（55113）¥1,900

女性がデイリーに使えるように開発されたもの。水玉のインソールがキュート。サイズはS、M、Lの3種類。

7. PVC防水シューズ

PVC防水シューズ（53500）¥1,500

サイズは23〜28cmまで0.5cm刻み（27.5cmを除く）。カラーはカーキ×ブラック、ブラック×ホワイトの2色展開。男性でも女性でも選びやすい。

PVC防水シューズ POINT

・靴底の高さは、歩きやすくスタイルもよく見える3cm。スニーカー気分で履きこなして。
・履きにくいときは、後ろについているプルストラップを引っ張るとスムーズ。
・山をイメージした三角のロゴがかわいい。細かいデザインへのこだわりが高見えの秘訣。

アウトドア好きの女性から多かった「防水のシューズを出してほしい」というリクエストにより、開発スタート。2018年9月に発売した途端、「長靴なのにおしゃれ！」と各店で売り切れが続出した名品です。

アウトドアブランドでおしゃれな防水シューズを買うと、1万円前後が相場。そんななか、スニーカーのように見えるデザイン性の高い靴を1500円という驚きの低価格で販売したワークマン。１年間で25万足を売り上げるなど、またもや、業界に波紋を広げました。
「完全防水で、なおかつ低価格となるとどうしても長靴にいきついてしまうんです。でもそれじゃあ、我々としても面白くない。せっかく作るなら、普段使いやキャンプにも行けるようなデザインにしたいと考え、ハイカットスニーカーの形に落ち着きました。サイドのロゴは、山をイメージしています」
素材は、水と汚れに強いPVC。やわらかく、履きやすいのも特徴です。ひもの隙間から水が入ってくるのでは？と思いがちですが、ベロの部分が開いているのは上の2つの穴までで、3つめの穴からはしっかり接着されています。雨の日はもちろん、ガーデニングや洗車など幅広いシーンで活躍するアイテムです。

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（抜粋）

TJ MOOK『InRed特別編集ワークマン女子着こなし帖』

モデル：永井亜子
編集：上村絵美、三橋利江、鞍田恵子、和栗恵、青山志野（Otoms）
撮影：小野寺廣信（Boulego）
スタイリング：NINA
ヘア＆メイク：吉田美幸（B★side）
取材協力：林知幸（ワークマン）、森川俊（ワークマン）
制作協力：株式会社ワークマン
Special Thanks：サリーさん、Nozomiさん、ねこまるさん（ワークマンアンバサダー）

※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

WEB編集：FASHION BOX、株式会社エクスライト

公開日：2020.05.19

“ワークマン女子”デビューならパーカーを買えば間違いなし!? 広報が推す名品7選