住む家は広いに越したことはないけれど、利便性や環境、そして何より経済的なことも考えると、なかなかそうも言っていられないのが現実。部屋が狭いと、すっきりと見せることが難しくて、片付けることすら諦めてしまいそう……。
そこで今回は、「北欧、暮らしの道具店」バイヤーの竹内敦子さんが暮らすコンパクトな部屋をお手本に、限られた空間でもすっきり見せる部屋づくりのポイントを紹介します。
【Profile】
竹内敦子さん
アパレル会社勤務などを経て、2年前より「北欧、暮らしの道具店」でバイヤーとして働く。
現在は、2年前に引っ越した1LDKの賃貸マンションで夫と2人暮らし。手作りが趣味で、自分でスカートなどを縫うことも。
【竹内さんが暮らす部屋】
Space : 40㎡
Family : 家族2人
軽やかな色使いと壁を有効活用
竹内さんによると、居心地のよい空間を作るポイントは、明るい色使いなのだとか。
「圧迫感がないように、床の色に合わせて、白や明るい木の家具とカーテンを選びました」
大好きな雑貨は壁に飾ることで、スペースを取らないよう工夫したのもポイントです。
目に入る場所に好きなものを置くことで、より心地よい空間になります」
【壁を使って、飾って楽しむ収納】
キッチンには無印良品の「壁に付けられる家具」を取り付けて、お気に入りの器やティーセットを見せる収納に。
冷蔵庫の壁も効果的に活用。マグネットでキッチンペーパーや掃除用具を付け、さっと取れるようにしています。
シンプルなラダーは飾りながら収納するのにぴったり。
「かごには手袋やベルトなどの小物を入れています」
棚の上のかごは、夫婦のお出かけアイテムを置く共有スペース。
「帰宅したら腕時計や社員証はここへ戻します」
キッチン横の棚は、花やアクセサリーの置き場に。
「キッチンで作業する前に、指輪を外してここに置きます」
日めくりを飾ったunicoのワイヤーフレーム。
「ポストカードなら、手軽に入れ替えて気分転換できます」
場所を取らず、空間を素敵に演出してくれる壁収納。散らかりがちなキッチンも、よく使うものをあえて「見せる収納」にすれば、使いやすさが格段にアップしますよ。
キッチン小物は見せることを意識して、おしゃれなものを揃えておきましょう。
(リンネル編集部)
photograph:Ikue Takizawa
text:Hanae Kudo, P.M.A. Tryangle
編/FASHION BOX
※ 画像、文章の無断転載はご遠慮ください
【関連記事】
※ 手取り10万円台でもOK! 簡単なのに今年度中に「100万円」貯める方法
※ 「よろしかったでしょうか」だけじゃない! 社会人が間違えるヘンな敬語5選
【リンネル編集部の記事をもっと読む】
※ 【北欧雑貨】おしゃれに片付く! 『リンネル』4月号の付録は「リサ・ラーソン」インテリアセット
※ 冬アイテムの洗濯どうする? 正しいコートのお手入れ法とおしゃれ防寒テク