メイクアップアーティスト早坂香須子がコロナ禍で気づいたこと|セルフケアと“まずは自分から”という意識の重要性

メイクアップアーティスト早坂香須子がコロナ禍で気づいたこと|セルフケアと“まずは自分から”という意識の重要性

これまでの働き方や暮らし方を大きく一変させた新型コロナウイルス。緊急事態宣言に伴うステイホーム、ソーシャルディスタンスの徹底など、これまで経験したことのない事態が続きました。ビューティディレクターであり、メイクアップアーティストの早坂香須子さんがステイホーム期間を経て感じたこととは?

≪目次≫
●世界のどこかで起きている問題も自分のこととして考えてみる(早坂香須子)
●PROFILE/早坂香須子

世界のどこかで起きている問題も自分のこととして考えてみる(早坂香須子)

自粛期間の最初の1週間くらい、自分に手をかけなくなった時期があったことで、逆にファッションやビューティがどれだけ心を潤すものかを再認識したと語る早坂さん。
「あっという間に肌がくすんで、ザラついて、ボディラインも緩んで……。お洒落をなおざりにすると、生活に喜びがなくなるんだな、と痛感しました。それ以来、いつもなら面倒で飛ばしているようなケアも、ちょっと手間をかけてやるようになったんです。それだけで内側から自信が湧いて、元気&きれいになれるんですよね!」

仕事が大好きで、ずっと突っ走るように忙しく活動していたから、自分に立ち返るひとりの時間をここまで長く持てたことは、今までなかった。その中で、改めて他者と自分を比べることの無意味さに気づくと同時に、目の前で起きていることに対し常に自分がどう感じているか、にフォーカスすべきだという思いに至った早坂さん。
「自粛中に海外の友人たちと、それぞれの国の状況や政治問題を話すようになって、私たちを取り巻く環境や社会は繋がっていて、他国で起きていることも決して人ごとではないんだ、という思いが湧いてきました。ひとりひとりのアクションが環境にどう影響するかを深く追求すると、自分の行動ひとつ、想いひとつが世界を変えるうねりを作り出せる、ということなのです。SDGsでみんなの地球環境や社会のあり方に対する意識が高まっている今、“まずは自分から”という意識を持って生きたいと思っています」

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PROFILE/早坂香須子

(はやさか・かずこ)

ビューティディレクター、メイクアップアーティスト。自然派コスメブランド『NEROLILA Botanica』のディレクターを務める。

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取材・文=土谷沙織
GLOW 2020年9月号
WEB編集=FASHION BOX
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