［20年秋冬］最旬デニムとボトムを選ぶポイントは？ スタイリスト・加藤かすみが伝授

秋冬ファッションのワードローブ計画を考え始める時季ですが、『オトナミューズ』読者ともなれば、ただ闇雲にトレンドを追うのはナンセンス。自分のスタイルをベースにいかに賢くトレンドを取り入れるかが重要です。我らが「シンプルだけど洒落てる」の先生、スタイリスト加藤かすみさんが、今シーズン本当に取り入れるべきトレンドと失敗しない着こなしを教えてくれました！ ミューズのユニフォーム、デニムのおさえるべきポイントは？

＃FLARE DENIM

デニムはフレア感、キレイめシルエット、フルレングスがポイント

タートルネック¥70,000（マディソンブルー）、デニムパンツ¥21,000（ザ シンゾーン／シンゾーン 表参道店）、シューズ¥67,000（ジミー チュウ）、ブレスレット¥16,000（ペリース タベルニティ／エストネーション）、左手リング¥88,000、カチューシャ¥29,500（共にソフィーブハイ／エディットフォールル〈ベイクルーズ カスタマーサポート〉）

「ミューズのユニフォーム、デニムはさり気ないフレア感、センタープレスの入ったキレイめシルエット、フルレングスの3つをおさえるだけで今季っぽくなれます」（加藤かすみ）

＃LEATHER PANTS

まずゲットすべきボトムはレザー一択。まろやかカラーがお約束！

シャツ¥42,000（カレンテージ／マルティニーク ルコント ルミネ有楽町店）、レザーパンツ¥98,000（エブール）、サンダル¥84,000（プロエンザ スクーラー／シジェーム ギンザ）

「これまでのレザーと言うと光沢感が強くタフな印象のアイテムが多かったのですが、今年はキレイめパンツの代わりにはけるようなコンサバっぽいレザーパンツがイチオシです。ベージュのようにニュアンスのある色みは手持ちのシンプルな白シャツなど定番アイテムとも相性がいいですよ」（加藤かすみ）

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＃THE ROUGH BAG

今季持ちたいバッグは、コーデの“ハズし”となるラフなもの

トートバッグ¥14,000（エルエルビーン×レミ レリーフ／アパルトモン 青山店）

ストライプバッグ¥9,500（ポンチー／ロク 渋谷キャットストリート）

「バッグをセレクトする際はコーディネートを“完成させ過ぎない”ことを意識してみてください。遊び要素のあるラフなデザインをチョイスすればちょうどいいヌケ感が出ます」（加藤かすみ）

バッグは定番のものが今の気分

ベルトジャケット¥65,000、パンツ¥39,000（共にウジョー）、タートルネック¥49,000（ヴェルメイユ パー イエナ／全てヴェルメイユ パー イエナ 青山店）、バッグ¥16,000（エルエルビーン×レミ レリーフ／アパルトモン 青山店）、サンダル¥84,000（プロエンザスクーラー／シジェーム ギンザ）、メガネ¥77,000（リンダ ファロー／ヴィジョナイズ）

「バッグは毎シーズン新作をというよりは定番のものが今の気分ですね。定番と言っても全く買い替えないのではなく、ディテールでアップデートすることをおすすめします」（加藤かすみ）

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PROFILE_加藤かすみ

かとうかすみ／スタイリスト。白幡啓さんに師事・独立後は『otona MUSE』をはじめ、各女性誌からオファーの絶えない敏腕スタイリスト。『otona MUSE』のキャッチコピー「シンプルだけど洒落てる」を体現する、トレンドを絶妙なさじ加減で取り入れたスタイリングが好評で、毎シーズンミューズには欠かせない存在。

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photograph_MAI KISE(model), MAYA KAJITA[e7](still)
styling_KASUMI KATO
hair_KOICHI NISHIMURA[angle]
make-up_MAKIKO ENDO[UM]
model_RENA TAKESHITA
（otona MUSE 2020年10月号）

web edit_FASHION BOX, SATOKO ISHIKAWA[vivace]

公開日：2020.10.13