プロの味をお弁当に! たった3ステップでできる「鶏もも肉の甘辛漬け焼き」

外食は栄養バランスが悪くなりがち、などとよく言われますが、中には野菜たっぷり、彩りなども意識した、おいしいごはんを作ってくれる食堂もありますよね。自宅ではなかなか作れないけれど、ランチなどでお世話になっている人も多いのでは。

心もはずむ“食堂ごはん”は、季節の変わり目で不安定になった体に元気を与えてくれます。そこで、そんな食堂ごはんを家でも味わいたい! という人のためにレシピを大公開!

今回は、お弁当レシピの本も出版している、あゆみ食堂に注目! 「春爛漫の口福弁当」のメインおかず、「鶏もも肉の甘辛漬け焼き」の作り方を紹介します。店主や常連さんのコメントにも注目ですよ。

 

鶏もも肉の甘辛漬け焼き

口福弁当
出典: FASHION BOX

材料

鶏もも肉・・・1枚(約300g)

〈漬けだれ〉

・甘酒(市販のもの)・・・大さじ2

・しょうゆ、みりん・・・各大さじ1

・しょうが(すりおろし)・・・1かけ分

・ごま油・・・小さじ2

 

作り方

(1)鶏肉は皮目にフォークで穴をあける。ボウルに漬けだれの材料をすべて入れ、鶏肉を加え、全体をもみ込む。保存袋に漬けだれごと入れて空気を抜いて密閉させ、冷蔵庫で一晩漬け込む。

(2)(1)を焼く1時間ほど前から常温に戻し、熱したフライパンに皮目が下になるようにのせ、中火で焼き目がつく程度に焼いたら裏返し、弱火にしてふたをし、8~10分ほど蒸し焼きにする。焦げやすいので、途中、様子見しながら弱火~ごく弱火に加減する。

(3)(2)が焼けたらバットなどに移し、10分ほど置いてから食べやすい大きさに切る。

 

店主はこの人 「あゆみ食堂」大塩あゆみさん

 

大塩あゆみさん
出典: FASHION BOX

 

味つけや食感のバランスを大切に

「数軒の農家さんからその時々に届く季節の野菜を生かし、食べていただく場に合わせ、手をかけて仕上げます。特に大事にしているのは、素材の食感や味つけのバランス。組み合わせを楽しんでもらえたらうれしいです」

 

常連の、蔵前「フーコ」店主・森下富美子さんからのコメント

常連さん
出典: FASHION BOX

 

「おいしいは幸せ」としみじみ思わせる料理

「呼吸するように作られる、あゆみさんの料理は魔法のようなおいしさ。みんなで『おいしいね!』って頰張る時間も格別で、『おいしいは幸せ』と実感させてくれます。お手製のオリジナル調味料『アユッサ』入り和え麺も最高! 」

 

【Data】

あゆみ食堂

ホームパーティなどへの出張料理、場合によってはお弁当などのケータリングに応じる。

お弁当を贈りたい人についての投稿を元にレシピを作る、web連載「あゆみ食堂のお弁当」(連載は終了)をまとめた書籍『あゆみ食堂のお弁当 23人の手紙から生まれたレシピ』(文化出版局)が好評発売中。

Instagram @ayumishokudo
https://www.instagram.com/ayumishokudo/

 

鶏肉にしみこんだ甘酒の穏やかな甘みが効いた漬けだれで、ごはんも進みそう。お弁当メニューとしてはもちろん、晩ごはんのおかずにもぜひ取り入れてみてくださいね。

 

(リンネル編集部)
Photograph: Miyako Toyota
Illustration: Tomoko Shinozuka
Text: Kaori Akiyama
編/FASHION BOX
※ 画像、文章の無断転載はご遠慮ください

 

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