マスクに映えるアイシャドウは？ 山本浩未がローズレッドのアイメイクを伝授！

マスク着用が必須のこの1年は、メイクの楽しみ方も、少しずつ変化しています。ヘア＆メイクアップアーティストの山本浩未さんが提案するのは、目元を赤みで彩るアイメイク。マスクの印象に負けない目元に。

マスク姿の目元を印象付ける、ローズレッドのアイメイク

■目尻に赤がチラッと見えるのが素敵

冬になると毎年どんなリップメイクを楽しもうかワクワクしたものですが、引き続きのマスク生活。マスクを着けていると、むしろアイメイクが気になります。

「マスクの面積が大きい分、目元は多少しっかりめのメイクにしたほうがバランスがいいですね。メイクアップには引き続き赤のブームが続いていますが、秋冬には成熟した赤みを目元にプラスしてはいかがでしょう」

Use it

ルナソル アイカラーレーション 09

ボルドーカラーと相性のいいベージュ系でグラデーションも簡単にできる。ブラウンは適度な引き締めカラーに。

How to

【1】Aを筆に取り、左手で軽くまぶたを持ち上げ、まぶたの丸み全体にふんわりと色をいれる。

【2】人差し指で筆の根元を押さえて筆先を開き、薄くなった筆先でAを目の下の際に細くいれる。

【3】Bを付属のチップで取り、目尻から目頭へと、次に目頭から目尻へといれてつなぎ、チップ幅に色をのせる。

【4】最後にCをチップで目尻にポンポンと重ねるようにのせる。目尻にチラッと赤みが見えるのがポイント。

≪山本浩未さんがセレクト／赤みのある色を含んだパレット≫

「単色もいいけど、パレットが簡単で断然使いやすい。ローズレッドの赤みは日本人の肌色に相性がよく、目元に深みが生まれます」（山本浩未）

●カネボウ アイカラーデュオ 14

メタリックなベージュとピンクのコンビは重ねると華やかな女らしさを演出。

●パルファン・クリスチャン・ディオール サンク クルール クチュール 879

中央のスパイシーレッドを引き立てる全5色のグラデーションは、メイクの幅を無限大に広げる。

●セザンヌ ニュアンスオンアイシャドウ 02

ピンク系4色はグラデーションにしても単色で使っても。

≪最近お気に入りのブラシ≫

「持ち方でふた通りの使い方ができて、とても便利です。人差し指で筆の根元を押さえて、扇のように広げて使うと、目の下の際に細く色をいれるときなどに簡単で便利です」（山本浩未）

たっぷりの天然毛が肌にやさしく、しなやかなコシを持つ。

ブラシの根元を人差し指で押さえ、筆先を広げると細いラインを描くなど、細かい作業が楽に。

Profile／ヘア＆メイクアップアーティスト 山本浩未さん

今すぐ実践できるメイクテクニックと明快なメイク理論、そして明るい人柄で女性誌やさまざまな媒体で活躍中。

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photograph_Emiko Tennichi(model), Chifuyu Aizawa[biswa.](still)
styling_KOMAKi[kili office]
hair ＆ make-up_Hiromi Yamamoto
model_Reika[IPSILON]
text_Megumi Imai
（大人のおしゃれ手帖 2020年12月号）

web edit_FASHION BOX, Satoko Ishikawa[vivace]

公開日：2020.12.12