オンナの〈カラダ悩み〉未来予想図/産後・子育て期
女性のカラダはステージによって大きく変化します。未来を想像したときに、この先私たちにどんなトラブルが起こるのかを正しく知っておきましょう。妊娠と出産を経て、産後や子育ての時期はカラダにどんな変化があるのでしょうか。産婦人科医の竹元葉先生にお話をお聞きしました。
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<産後・子育て期>交通事故にあいました!?ってくらいのココロとカラダのダメージを覚悟!
産んだ瞬間から待ったなしの新生活。カラダの痛み、不安定なメンタルなど、キレイ事ばかりではないのがリアル。だからこそ、事前の準備と環境づくりが大切!
「子育ては本当に大変です。がんばりすぎないで悩んだら相談を!」
(竹元先生)
01:骨盤のゆるみは早いうちに引き締めて
Comments by Dr. Takemoto
「骨盤がゆるんで開きっぱなしになると、臓器脱の原因に。下っ腹がぽっこりするだけでなく、姿勢も歪んでしまうため腰痛も悪化します」。歪みを整える整体や、骨盤ベルト、チェアを取り入れて、早めのアプローチを!
A:1日10分座るだけで、全身の筋肉をバランスよく刺激。骨盤を立たせて座るから、自分では鍛えにくい傾斜筋にもアプローチ。
B:ボディにフィットする曲面が、筋肉の圧迫を防いで骨盤の後傾や左右のブレを防止。骨盤を安定した状態に保ち、美しく正しい姿勢をサポート。
02:ホルモンバランスの乱れは環境づくりがマスト
Comments by Dr. Takemoto
「ホルモンバランスの乱れは、生理的変化なので回避できないもの。大きな環境の変化も伴い、精神的に不安定に。サポートを受けるなどひとりにならない環境づくりを」。気持ちが落ち着く香りも、お守りアイテムとしてそばに!
C:ローズやゼラニウムなど、女性のための精油を9種ブレンド。ひと塗りするだけで明るい気持ちを呼び起こす。
D:ホーウッド、カモミール、サンダルウッドが、心と精神、カラダのバランスを整える。
E:緊張やストレスが出やすいときにおすすめな、甘くウッディーな香り。リラックスタイムに。
03:骨盤底筋を鍛える膣トレが尿漏れを防ぐ
Comments by Dr. Takemoto
「膀胱や子宮などの臓器を支えているのが骨盤底筋。出産時に負担がかかってゆるんでしまうと、尿漏れや頻尿、さらには子宮脱の原因に」。今注目のフェムテック、膣内に入れるボールを使って、まずは手軽にエクササイズ!
F:その日の気分やレベルに合わせて、自由に重さをチョイス。1回10~15分程度膣に入れて過ごすだけで、簡単にエクササイズ。
G:“膣を緩める・締める”タイミングをしゃべってサポート。膣圧を自動で測定&記録でき、成果が一目でわかるのも楽しい。
AND MORE! 地道なトレーニングが苦手なら医療機器に頼るのもひとつの手
グッズは抵抗があり、体操だとどこに意識を向けるかわからない……。という人は、「エムセラ」を試してみて。座るだけで骨盤底筋群が鍛えられ、症状が改善したとの声が多数!
INFOMATION
磁気装置が骨盤底筋群を収縮させて鍛える、注目の治療法。ただ30分座るだけと手軽なうえ、効果てきめんと話題沸騰。6回×1クールがおすすめ。「エムセラ」¥10,000~。
sowaka women’s health clinic
https://sowaka-cl.com/clinic.html
04:抜け毛が増えるからマッサージで血行促進
Comments by Dr. Takemoto
「ホルモンの変化は産後の抜け毛の原因となり、前頭部が薄くなる人も。頭皮マッサージを取り入れ、亜鉛やカルシウム、鉄分を積極的に摂取しましょう」。いつか元に戻ると割り切って、ストレスをため込まないのも大切!
H:11種の植物美容成分を配合し、集中的にうるおいをチャージ。硬くなった頭皮をマッサージでほぐして柔軟に。
I:発毛を促す女性ホルモンの一種「エチニルエストラジオール」を配合。頭皮環境を整えて抜け毛にアプローチ。
J:独自の頭皮コンディショニング成分を配合。産後の頭皮環境を整えて健やかに保ちます。
<Q&A>産後にまつわるギモンにお答え!
Q1:出産後、SEXはいつからしていい?
A:個人差はありますが、産後の1か月検診を受けて、異常がないと診断されたら再開してもOK。
Q2:出産後シミや肝斑が増えるってホント?
A:妊娠中はエストロゲンにさらされるため、増える傾向に。UV対策はしっかり行って。
Q3:生理はいつから再開するの?
A:断乳したら再開する人がほとんどですが、授乳中に再開する人も。生理再開時期は個人差がありますね。
Q4:食べても食べてもお腹がすくのはナゼ?
A:おっぱいをつくっているので、ある程度の過食はあきらめて。そのうち落ち着くと前向きに。
Q5:便秘や痔のトラブルが増える?
A:YES。母乳を作るので体内の水分量が減り、便秘になりがち。水分をたっぷり摂る習慣を!
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【PROFILE】
「sowaka women’s health clinic」院長。豊富な知識と飾らず明るい人柄に、ファンも多い。『SPRiNG』編集部員も頼りっぱなし!
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illustration_YUKO SAEKI
text_YOKO SUENAGA
(SPRiNG 2022年7月号)
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