“デートDV”は交際経験のある女性の約半数が被害に!? DVは「身体的な暴力」だけじゃない！

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思春期特有の性の悩み。自分自身のことはもちろん、女性に対してもわからないことだらけ。そんな悩みをHP『セイシル』と一緒に解決しよう！今回は人に相談しづらいDVがテーマです。DVは身体的な暴力と思っている方も多いかもしれませんが、実は様々な種類があるのだとか。いったい、どんな暴力があるのでしょうか。

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身体的な暴力だけじゃない！ DVについて

家族間のものをDV、と勘違いしがちだが、恋人同士でも「デートDV」と呼ばれる暴力は存在。気づかぬうちに加害者にならないように。

デートDVとは？
交際経験のある女性の44.5％、男性の27.4％が恋人からの暴力を経験している、という調査（※）も存在するほど、カップル間での暴力は深刻な問題。近年ではこうしたカップル間で起きる暴力を「デートDV」と呼んで、それを防止しようと社会全体で取り組んでいる。殴る、蹴るはもちろんだが、他にも様々なDVが存在するので、見過ごさないように。

※ NPO法人エンパワメントかながわ、ガールスカウト日本連盟らが行った2016年の調査

DVの種類

身体的暴力

肉体を直接傷つける暴力の代表格
「殴る・蹴る・髪を引っ張る・つねる・物を投げつける・首を絞める・火傷をさせる」など、相手の体を直接傷つける物理的な攻撃を加えることを指す。家族間、恋人間問わず決して行ってはならないことで、刑法上も「暴行罪・傷害罪」などの罪に問われるれっきとした犯罪行為だ。「恋人が嘘をついたから、言うことを聞かなかったから」で済む問題ではまったくない。

精神的暴力

DVは家族間以外でも起こりえる！恋人同士の“デートDV”は交際経験のある女性の約半数が被害に!? — 「ブスッバーカ」

相手の心に攻撃する目に見えない暴力
「大声でどなる、傷つくことを言う、人前でばかにする、おまえが悪いと責める、極端に不機嫌になる、無視する、大切なものを捨てる」など、相手の精神・心を痛めつける暴力を指す。肉体的に怪我はなくとも、相手を傷つければそれは暴力。傷つけた方、傷つけられた方両者が暴力と認識していないケースも多く、気づかぬうちに行ってしまうことも。

性的暴力

相手を好きでも強要するのは絶対×
「避妊に協力しない、性的な動画・画像を無理やり見せる、性行為を強要する、性行為を撮影する、性的な画像を送れと言う」など、性に関わる相手を傷つける行為を指す。「自分を好きなら〇〇できるはずだ」と行為を強要するのは、精神的暴力も伴うDV。近年、別れた後に性的な写真を流出させる「リベンジポルノ」が問題になっているが、当然犯罪行為だ。

経済的暴力

お金を返さないのも暴力古い価値観が招くことも
「働くことを邪魔したり仕事を辞めさせる、毎回デートでおごらせる、お金を返してくれない」など、相手に経済的な負担を強いることを指す。例えば男性が彼女のいわゆる「ヒモ」になっていたり、女性が「デート代は男性が出すもの」と価値観を押し付けるなどで起きやすい暴力。カップル間で双方が納得していれば問題はないが、負担に感じるなら相談しよう。

社会的暴力

相手を束縛し支配することも暴力
「行動をいちいち監視する、束縛する、スマホの使用を制限したり強要する、友人や家族との連絡をとらせない」など、相手の行動や人間関係を制限することを指す。相手を縛ることでコントロールしたい、という欲求の表れだ。付き合っていたとしても相手の時間・行動の自由を奪う権利はない。「位置情報共有アプリ」を入れることを強制、などもコレに当たる。

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