ボリュームアップもツヤ出しもお任せ!
ストレートヘアアイロンがあれば朝のセットは上手くいく!
髪がうねる、広がる、スタイルが決まりにくい……。そんなエイジングヘアを輝かせてくれるのがストレートヘアアイロン。真っすぐにするだけ?と思っていたら大間違い! 簡単になりたい髪形を手に入れるためのテクニックをスタイリストの保科真紀さんに教えてもらいました。
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その差は見てのとおり! 活用しないなんてもったいない!
ドライヤーで乾かしただけ
毛先はバラバラ、トップもペタン……であか抜けない。
ストレートヘアアイロンでセット
ボリュームが出ると小顔効果も!
昔のアイロンとはもはや別もの 使いやすいうえに傷みにくい!
「実は『素敵なあの人』世代こそ、ストレートヘアアイロンの効果を実感しやすいんですよ」と話すのは、人気ヘアスタイリストの保科真紀さん。
「クセやうねりを真っすぐにするだけでなく、ぺたんとしやすい根元を立ち上げたり、毛先にカールをつけることも、これ1本でOK。なんといっても高温で仕上げるので、ドライヤーブローと比べたら即効性もスタイルのもちも全然違います」
でも高温と聞くと心配になるのがダメージ。髪が痩せてきた『素敵なあの人』世代が使っても大丈夫?
「最近はプレート部分の技術が一気に進化して、傷みにくいものが増えています。1か所にずっと当て続けなければ、問題ありません。安心して使ってみてください」
ストレートアイロンをおすすめする理由
□髪の根元をピンポイントでボリュームアップできる
□挟むだけで表面のキューティクルが整うから、ツヤが出る!
□うねりが簡単に抑えられる
□作った動きのもちがいい
□外側が熱くならないので火傷しにくい
ここだけ注意! 乾いた状態で使うこと
濡れた髪に使うと水蒸気爆発を起こし、傷みの原因に。熱から守るスタイリング剤をつけたら時間を置き、水分を飛ばしてから使いましょう。
ストレートヘアアイロンの活用術
根元を温めた後、冷ませば完成。基本のふんわり感の作り方
それでは、ストレートヘアアイロンを使って、ふわっとボリューム感のあるスタイルを作ってみましょう。髪は冷めるときに形が定着するので、アイロンで形を作った後は必ず冷ますこと!
使用アイテム
根元を立ち上げるスタイリング剤。
一般的にコードありのストレートヘアアイロンのほうが、温まり方が早いので、朝はコードありがおすすめ。
直径3.8cmくらいのカーラー2個。
スタイルキープスプレー。
1:根元用のスタイリング剤を塗布
頭頂の根元を中心に、ボリュームアップするスプレーを塗布したら、指先でジグザグを描いて頭頂全体になじませます。これで、ふんわり感が長もち&再生可能に!
2:頭頂部とその後ろの2か所を立ち上げる
アイロンは160℃に設定。頭頂の髪を幅7〜8cmくらい平たく取り、根元から挟み込み、毛先に向かって丸く弧を描くように移動させます。頭頂の後ろも同様に。
3:手orカーラーで熱を冷ましてキープ力を高める
2で作った根元の立ち上がりをキープするため、毛先を丸めた状態のまま手で10秒ほど押さえます。もしくは、すぐにカーラーで丸みを固定し、しばらく置きます。
4:キープスプレーを指につける
5:指に出した液を根元に揉み込む
スプレーを髪に直接振ると、表面ばかりについてムラになりがち。指先がまんべんなく濡れるくらいスプレー剤を吹きかけたら、その指を根元に持っていき、ジグザグを描きながら揉み込むようになじませると内側までしっかりつけられます。
Finish
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教えてくれたのは……uka チーフクリエイティブマネージャー 保科真紀さん
【PROFILE】
uka東京ミッドタウン六本木の人気スタイリスト。著書に『ヘアゴム1本でなんとかする』(KADOKAWA)がある。@uka_makihoshina
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撮影/人物_藤井マルセル〔t.cube〕
ヘア/保科真紀〔uka〕
メイク/清水ヤヨエ
スタイリスト/亀甲有希
モデル/中村ひさみ
文/伊熊奈美
(素敵なあの人 2022年3月号)
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
WEB編集/FASHION BOX