なんとなくだるい、疲れやすい、不快な症状は日々のケアで改善されるもの。食物繊維やプロバイオティクスの働きで、腸内環境をよくすることが大切。また、体を動かすことで腸も動くので軽い運動を心がけて。便が出やすくなるよう腹筋を鍛えるといい場合もあります。
ガス抜きのポーズをする
寝る前や朝にガス抜きのポーズを。腹部を圧迫することで、腸が刺激されて便が出やすくなります。腸にたまったガスも出るので、おなかのハリの改善にも。
(1)あおむけになり息を吸いながら右膝を抱える。
(2)息を吐きながら右太ももを引き寄せ呼吸を繰り返す。
(3)ゆっくりと右膝を戻す。
(4)逆も同じように行う。
プロバイオティクスをとる
プロバイオティクスは、腸内環境を整える善玉菌。みそや漬物、納豆、ヨーグルトなどをとることで、腸内の善玉菌が増えて、便通が改善します。
教えてくれたのは…小池弘人先生
医学博士。日本統合医療学会指導医、臨床検査専門医。アリゾナ大学で統合医療の実践を学び、2007年小池統合医療クリニックを開設。著書に『決定版!新ふくらはぎ習慣』(扶桑出版)など。
(リンネル編集部)
illustration:Kayo Yamaguchi
text:Ema Tanaka
文 / FASHION BOX
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