胃もたれや食欲不振、便秘、下痢といった胃腸の不調は、「冷え」による機能の低下が原因のひとつ。夏は冷えたものを飲んだり食べたりしがちですが、その胃腸の「冷え」が秋口に不調となって現れるので要注意。
教えてくれたのは……
麻布ミューズクリニック
玉田真由美先生
女性のための漢方保険診療を行うクリニックの院長。内科診療に従事したのち、自身の体調不良を改善したきっかけとなった漢方を学び、2016年より現職。
腹巻でお腹を温める
夏は冷房、秋冬は冷気で胃腸が冷えないように、腹巻をつけましょう。遠赤外線効果のある生地で深部までしっかり温め。
ほっと腹巻(レース無)¥4,500/メカニカルプラネット
やさしく「の」の字マッサージ
便秘に効くマッサージ。イラストのように、「の」の字をかくように、手のひらでマッサージ。1~2cm沈むくらいの力加減がいいでしょう。
胃腸の反射区やツボを刺激する
足の外側、ひざのお皿の下から指4本分下にあるツボ、足三里(あしさんり)。ひざに向かって押し上げるように押す。胃腸の働きをアップします。
臓器の状態が現れる足裏の「反射区」は、痛みを感じるところほど念入りに、「イタ気持ちいい」程度の加減で揉みほぐして。胃腸の「反射区」は土踏まずのあたりです。
便秘の人は「排便習慣」の確立を
起床して何かを口に入れると腸管が動きだします。そのタイミングで便器に座り、力むという朝の排便習慣を体に覚えさせて。排便結果は気にせず毎日続けてください。便秘が改善します。
1. 朝食後(食べない人は水分でもOK)、必ずトイレに行き便座に2分座る
2. このとき、ティッシュペーパーまたはウォシュレットで肛門を刺激して2~3回力む(一日のなかで一番腸管が動く時間帯です)。
3. 姿勢は「ロダンの考える人」のポーズに
4. 焦るとかえって腸管の動きが悪くなるので、排便の結果は気にせず、リラックスした状態で座ることが重要
5. 便意を感じたら我慢しない
(リンネル編集部)
illustration: Rumi Nishigori
text: Nao Yoshida, P.M.A.Tryangle
edit: FASHION BOX, P.M.A.Tryangle
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