高橋真麻

大人の女性の「可愛さ」とは? 【高橋真麻の エブリデイ ポジティブ!】

(2020年7月3日 更新)
そろそろ万人受けの可愛さは手放すとき!?

 

ときにはお局、ときには汚れな30代

高橋真麻
出典:https://fashionbox.tkj.jp

今回のテーマは大人の女性の「可愛さ」について。ステディ読者のみなさんから寄せられたお悩みからピックアップしました。「30代になってから先輩として振る舞うことが多く、ときにはお局のような立場になるし、ときには汚れキャラを担うことも増えてきました」というもの。

……これはズバリ、現実として受け入れなければなりません! 実際そうですから(笑)!

私たちが20代のとき、自覚してない中で“若さ”で許されてきたことがたくさんあるはずです。ちょっとしたミスも「仕方ないなぁ」とフォローしていただいたり。当時、それを見ていた上の世代、30代の先輩女性たちは、自分たちが若さや可愛げで許される年齢ではなくなったことを目の当たりにして、「ついに我々も世代交代か……」と悟ったことでしょう。

そう、先輩方も今の私たちの気持ちを味わったわけです。年齢なりの担うべき立場があって、「可愛い」というバトンは下の世代へ渡すもの。そうやって繰り返されているだけのこと。可愛さを求める年齢ではなくなったことを、私たちも受け入れるときが来ました。

ただ、目にするとキュンと気持ちがアガるもの、ときめくもの……たとえば、服や趣味などの時間を持つことは重要。女性だから女性らしさ、可愛らしさは持っていたほうがいいとは思います。それは誰かから見ての可愛さではなく、女性である自分自身をアゲるために。

私は100人の男の人がいたら99人に可愛いと言ってもらえるより、ひとりの彼氏に可愛いと言ってもらえればそれでオールOKな人間。その他の99人はどうでもいいと思っちゃう。大切なたったひとりに可愛いと思ってもらえるだけじゃなく、万人に可愛いと思ってもらうことは30歳を過ぎると至難の業。

50歳、60歳を過ぎてもチャーミングな人は、作り出したものではなく天性の可愛さを持っているからだと思うんです。生まれながらに持っているか、幼少期から鍛えられたもの。今からそれを養うのはかなり難しいので、私は諦めています(笑)。

高橋真麻
出典:https://fashionbox.tkj.jp

大切な人が可愛いと思ってくれたらそれで十分♡

ワンピース¥46,000/アナイ、イヤリング¥10,000/ヴァンドームブティック(ヴァンドームブティック 銀座三越店)、パンプス¥14,500/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)、時計/本人私物

 

高橋真麻(たかはし・まあさ)
1981年東京都生まれ、36歳。2013年にフジテレビを退社しフリーアナウンサーに。抜群の歌唱力と明るいキャラクターでテレビやイベントで大活躍。『スッキリ』(日本テレビ)、『バイキング』(フジテレビ)、『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ)、『ソレダメ!』(テレビ東京)をはじめ、バラエティ番組に数多く出演中。マーサ流ポジティブ術を披露する本連載にも注目!

 

(steady.編集部)
撮影/中村圭介
スタイリング/七森美和
取材・文/長嶺葉
文 / FASHION BOX
※ 誌面画像、文章の無断転載はご遠慮ください。

 

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