梅雨の高温多湿な環境はカビの大好物。一度根付いてしまうとカビ取りが大変……。そんな厄介なカビを防ぐためにやるべき対策は、実は簡単。今すぐできる、「水気を切る(乾燥)」のポイントをご紹介します。じめじめと不快な梅雨も、“がんばりすぎない梅雨前お掃除”で快適に過ごしましょう!
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教えてくれたのは……
阿部絢子さん
生活研究家・消費生活アドバイザー・薬剤師。洗剤メーカー勤務を経て百貨店の消費生活アドバイザーを30年間務める。家事研究の第一人者として、出版、講演、TV出演など幅広く活躍中。
水まわり以外も「水気を取り除く」習慣を
湿気や水気を切っておけば、カビの胞子が付着しても繁殖を防げます。水まわりの水滴の拭き取りは、毎日のルーティーンにしましょう。
《Point 1》使い終えたら水気を拭き取る
▶︎シンクはふきんで拭く
使い終わったら、ざらつきやねばねばなど汚れを落としてから、ふきんでシンクに残っている水滴を拭き取ります。特に側面の水はねに注意。習慣にすればウロコ汚れやヌメリ知らずに。
▶︎浴室はスクイージーで
入浴後、スクイージー(水切りワイパー)やふきんで水気を取り除きます。カビは一度できると強い洗剤を使わないと除去できないので、徹底的に浴室の水分を追い出しましょう。
《Point 2》布団の湿気を乾燥させる
湿気がこもりやすい寝具は、天気のいい日は天日干し、雨が心配な日は室内干しに。風と日に当て、寝具の中のよどんだ空気を入れ替えます。湿気だけでなくにおいも取れてスッキリ。
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photograph_Yusuke Shirai, Aya Sunahara, Sachie Abiko
edit&text_ Mizuki Sakaguchi
edit_Ayaki Ando[vivace], FASHION BOX
(大人のおしゃれ手帖 2019年6月号)
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