4つのルールで家事が速くなる!? 時短のプロが教える片付け&収納術

「家事が嫌いだから、仕事や子育てなど、本当に好きな時間を日々送って過ごしたい」と虫のいい考えを持ちながら暮らしているという、シンプルライフ研究家のマキさん。
シンプルライフをはじめて6年、「今日はもうやる家事がない……」と日々思うんだそう。

そんな驚きのシンプルライフのベースは“今必要なもの”だけを持つこと。
「世に出ている収納術を知らなくても、便利な収納グッズがなくても、収めるべき場所にものが収まっていたら、家事時間は激減するんです」
そこで片付け&収納のコツを、マキさんに教えてもらいましょう!

マキ流 片付け&収納ルール

部屋の「片付け」や、ものの「収納」を、難しく考え過ぎていませんか?
何から何までキチンとしなくても、見えないところは“ぐっちゃーさん”でいい!考えない&迷わないで片付け&収納ができるルール4カ条はコチラ。

 

  1. とにかく使っている場所に置く

    出典: FASHION BOX

キッチンなら、お味噌汁を作る片手鍋の近くにだしパックを、フライパンの近くに油を収納。
固定観念にとらわれず、使う場所にものを配置するのが基本です。動く時間も探す時間も減らせるし、作業の流れがよくなって余計な頭を使わずに家事ができるようになります。

  1. 収納スペースは余白を持たせる

    出典: FASHION BOX

引き出しでも棚でもクローゼットでも、ぎゅうぎゅう詰めはダメ。取り出すときも探すのが大変だし、キチンとたたまないと収まらないからしまうのもストレスになります。収納スペースは余白を十分に残しておくようにしましょう。収納するものが少なければ少ないほど、家事もスムーズだし、管理も格段にしやすくなります。

  1. とりあえずの置き場を作る

    出典: FASHION BOX

「忙しくて今すぐできないとき」「まとめて片付けたいとき」「忘れないようにものを出しておきたいとき」など、一時的にものが置ける場所を作っておくと便利。
例えば、帰宅したときにバッグなどの荷物をチェストの上に一時置きできれば、すぐ家事にとりかかれます。
でも、わざわざ一時置き用の収納グッズを用意するのはよくありがちな「ずっと置き」につながるので、あえて目につく場所に一時置きスペースを設けましょう。

 

  1. 必要最低限にものを減らす

    出典: FASHION BOX

部屋がすぐ片付いたり、収納をラクにするためには、ものを減らすことが先決です。1年いや、半年以上、手に触れていないものはありませんか?私の経験上ですが、本当に必要なものって意外と少ないもんですよ。もし、どうしても必要になったときは、そのときの気分に合った素敵なものを探して、また手に入れればいいと開き直っています。まずは本当に必要かを疑うところからはじめてみてください。

 

【Profile】
マキ
シンプルライフ研究家。6歳と10歳の娘、夫との4人暮らし。東京都在住。広告代理店でテレワークをするワーキングマザー。不要なものは持たない、不要な家事はしない暮らしを綴ったブログ「エコナセイカツ」が人気。『しない家事』(すばる舎)や『母から子に伝えたい 持たない四季の暮らし』(大和書房)、『マキ流 やめていい家事』(宝島社)など著書累計発行部数は22万部。全国のNHK文化センターでの講演活動や、アパレルブランドとの商品コラボなど幅広く活躍中。

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編/FASHION BOX
出典: FASHION BOX

TJ MOOK『虫のいい家仕事』
著者:マキ

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