もう少しで2019年!新しい年が始まります。年始の恒例行事といえば「初詣」。毎年、お参りには行くけれど「手を合わせるタイミングはいつ?」「神社は手を打って音を出してもよい?」など、正しい作法がわからず困ってしまうという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、神社での参拝マナーをおさらい。正しい作法で、神様に日頃の感謝を伝えましょう。
参拝方法
参拝の前に、まず手水舎で身を清めてから神様にお参りをしましょう。
手水(てみず)の作法
1.右手でひしゃくを取る。
2.水盤の水を汲み上げ、左手を洗う。
3.ひしゃくを左手に持ち替え、右手を洗う。
4.再びひしゃくを右手に持ち替え、左手に水をためて口をすすぐ。
5.水をもう一度、左手に流す。
拝礼の作法
1.神前に進み、姿勢を正す。
2.背中を平らにし、腰を折って二拝する。
3.胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらす。
4.肩幅程度に両手を開き、二度手を打つ。
5.指先を揃え、もう一度拝をする。
※神社の参拝方法は「二拝二拍手一拝」が基本ですが、出雲大社や宇佐神宮などの「二拝四拍手一拝」のように他の神社とは異なる拝礼を正式な作法とする神社もあります。
神社の素朴な疑問
Q. 拝殿の中央に吊るされた鈴。参拝のときは鳴らすべき?
A.多くの神社には拝殿の中央付近に、大きな鈴が吊るされています。これは参拝者を祓い清め、神霊の発動を願うものと考えられています。参拝の際には振り動かして鳴らしてから、お参りをしましょう。
Q. 引いたあとのおみくじ。結ぶ? それとも持ち帰る?
A.おみくじは単に吉凶判断を目的とするのではなく、内容を今後の生活指針とするためのもの。境内の木の枝などに結ぶ習わしのある神社もありますが、持ち帰っても問題はありません。
Q. さまざまな神社のお札やお守り。神様はケンカしない?
A.日本には八百万(やおよろず)という言葉があるように、多くの神がいますが、神さま同士でケンカをすることはありません。さまざまな神社でもらったお札(ふだ)やお守りを持っていても大丈夫です。
せっかくお参りをしてもマナーが守られていなければ、神様から“失礼な人”と思われてしまうかも。神様へ日頃の感謝や願いを伝えるときは、正しいマナーや作法を身につけてお参りしましょう。これで来年の初詣はばっちりですね!
〈参考〉
『田舎暮らしの本』12月号
別冊付録:一生に一度はお参りしたい! 開運神社BOOK
https://tkj.jp/inaka/201812
文/渡瀬基樹
イラスト/関上絵美
編集/FASHION BOX
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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