人との仲を深めることができるのが、飲み会の楽しいところではないでしょうか。しかし、飲み会の参加になかなか気が進まないときだってあります。そんなときは、どんな断り方をすればよいでしょうか? 当記事では、飲み会の上手な断り方や嫌われる断り方をチェック。また、オンライン飲み会の上手な断り方もご紹介します。
≪目次≫●飲み会の断り方
○先約があるから
○ダイエット中だから
○金欠だから
○体調が悪いから
●飲み会の上手な断り方
○医者に止められているから
○健康診断の結果が悪かったから
○サロンを予約しているから
●飲み会の嫌われる断り方
○即座に断る
○理由もなく断る
○嫌そうにする
○「行けたら行きます」という
○行きたくない理由や文句をグチる
●オンライン飲み会の上手な断り方
○別のオンライン飲み会があるから
○翌朝早くから予定があるから
○仕事が忙しいから
●行きたくない飲み会は上手に断って
飲み会の断り方
仲のよい友人との飲み会ならいいけれど、会社の飲み会は気を使って疲れるし、お説教する上司もいるし、行きたくない! と思うこともあるはず。そんなときに、どんな断り方をしたらいいでしょうか。
先約があるから
飲み会の日時にすでに別の用事が入っているので行けない、というのは無難な断り方でしょう。とくに急に決まった飲み会の場合、この理由であれば誘った相手も仕方ないと思うはずです。また、「夫の両親と出かける約束があるので」「親戚が遊びに来ているので」など、家族との時間を口実にすれば、誘う側も強く「行こうよ」と声をかけづらくなるもの。しかし、普段から家族仲があまりよくない人がこのような理由で飲み会を断ったら、逆に怪しまれることにもなりかねません。そのような場合は、適度に距離があってなかなか会えない相手、たとえば学生時代の同級生や恩師などにするといいでしょう。
ダイエット中だから
女性が飲み会を断る理由には、「ダイエット中だから」というものもあります。「最近体重がヤバすぎて、食事もアルコールも制限しているんです」と言って断りましょう。ただし、この理由を使ったのなら、たくさん食べている場面を見られてはダメ。ランチに大盛の料理を注文したり、お菓子をたくさん食べているところを見られたら、嘘だとバレてしまうので注意しましょう。
金欠だから
同僚や友人との飲み会なら、金欠を理由に断ってもいいでしょう。「今月は出費がかさんで、行きたくても行けない」と言えば、相手も嫌な気持ちはしないはずです。ただ「おごるから行こうよ」と言われてしまうことも考えられるので、「それは申し訳ないから」と断る心の準備もしておくといいですね。
体調が悪いから
体調不良と言われたら、お酒の席に誘いづらくなるもの。「最近体調がよくなくて」「最近胃腸の具合が悪くて休みたい」などと言えば、しつこく声をかけにくくなるはずです。ただし、この理由を毎回使っていると、「いつも体調不良って言ってる……」と不審がられてしまうし、次回から声をかけられなくなってしまうかもしれません。体調を理由に断り続けることは避けたほうが無難でしょう。
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飲み会の上手な断り方
相手に嫌な思いをさせず、スマートに飲み会を断るのなら、次のような理由を使ってみてはいかがでしょうか。相手と気まずくならず、次回も快く誘ってもらうためには、「またぜひ誘ってください」という言葉と気持ちを添えるようにしましょう。
医者に止められているから
相手に不快な思いをさせず、しつこく誘われない断り方は、医者から止められているというもの。「医者からアルコールを控えるように言われていて、お酒や外食をやめているから……」と言えば、強く誘う人はいないでしょう。ただし、具体的に体のどこが悪いのか聞かれる可能性があるので、その答えも準備しておきましょう。
健康診断の結果が悪かったから
医者からの指示を理由にするケースと似ていますが、健康診断の結果を理由にして断ってもOK。「この前受けた健康診断でコレステロール値が高くて、食事を制限している」などと言えば、信じてもらえることでしょう。健康診断の結果を見せろと言われたり、体調の詳細までしつこく問いただされることは少ないはずです。
サロンを予約しているから
女性なら、美容室やエステ・ネイルサロンなどを、会社帰りに予約していることもあるでしょう。そのような理由で飲み会を断ったら、オフの時間も充実している女性なんだな、と思われるかもしれません。しかし、美容室やネイルサロンを理由に断った場合、翌日に髪型やネイルが変わっていないと嘘だとバレてしまうので、整体やエステなどを理由にしたほうがいいでしょう。
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飲み会の嫌われる断り方
飲み会に誘ってくる人の立場になってみると、せっかく声をかけたのに断られたら残念な気持ちになるもの。そして、その断り方次第では、相手に嫌悪感を持たれてしまうことすらあります。相手から嫌われてしまう断り方には、次のようなものが挙げられます。このような断り方はしないように気をつけましょう。
即座に断る
飲み会に誘った相手からその場ですぐに断られたら、誘った人は「自分は嫌われているんだな……」と傷ついてしまうかもしれません。心の中では「行きたくないなぁ……」「今回は断ろう!」と思っていたとしても、まずは日程を確認するアクションを取ってみて。そうすることで、相手にある程度の誠意を表すことができるでしょう。
理由もなく断る
断るときに、理由も言わずにただ「行けません」と伝えるだけというのはNG。相手には「とくにほかの用事がないのに、この飲み会には行きたくないってことなのね」と思われてしまうはずです。「本当は行きたいのですが、●●の理由があって、今回はお断りします、ごめんなさい」という態度と気持ちを示すことが大切です。
嫌そうにする
飲み会の欠席を伝えるときは、表情やしぐさにも気をつけて。本心では「行きたくない」と思っていても、それを言動や顔に出してしまってはダメ。相手にも不快感が伝わって、嫌われることになってしまいます。本音は隠して上手に断ることは、社会人としてのマナーでもあります。
「行けたら行きます」という
「行けたら行きます」という遠回しな断り方は、行く気がないと相手に受けとられる可能性が大。「最初から行くつもりがない」と思われて、嫌われるかもしれません。しかも、このフレーズが口癖のようになってしまうと、相手に不快感を与えるだけになってしまうので注意しましょう。
行きたくない理由や文句をグチる
「あのお店の料理って、美味しくないんですよね」とか「●●部長が酒癖悪くって」などと、行きたくない理由をグチのように言いまくるのはNG。飲み会に参加する人からしてみると、気持ちが冷めてしまいます。
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オンライン飲み会の上手な断り方
新型コロナウイルス感染拡大防止をきっかけに、「オンライン飲み会」が広がっていきました。オンライン飲み会は、インターネットを利用して自宅で飲み会に参加できる、新しいコミュニケーションの形。しかし、自宅から参加できる飲み会のため、断る理由が見つけにくいという難点も……。ここでは、オンライン飲み会で使える上手な断り方の事例をご紹介しましょう。
別のオンライン飲み会があるから
オンライン飲み会の断り方としてスマートなのは、「別のオンライン飲み会の予定が入っている」というもの。ふたつの飲み会に同時に参加することはできないため、誘った相手も納得できる理由になるはずです。
翌朝早くから予定があるから
翌日の朝早くから予定があるため、早く寝たいことを理由にしてもいいでしょう。ただし、オンライン飲み会の開始時間が早い場合は、「こんな時間にもう寝るの?」と逆に怪しまれてしまうかもしれません。最初の1時間だけ参加しておいて、「明日朝早いから」といって途中で早めに切り上げるという方法もおすすめです。
仕事が忙しいから
仕事や勉強が忙しいという理由は、オンライン飲み会でも使えます。自宅でリモートワークをしている方なら、夜遅い時間に仕事をするといっても怪しまれないでしょう。
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行きたくない飲み会は上手に断って
楽しいお酒の場ならいいのですが、そうではない飲み会もあるでしょう。参加したくない飲み会に無理して顔を出そうとすると、ストレスをためる原因になってしまいます。職場での人間関係や周囲とのコミュニケーションを考えて飲み会に参加することも大切かもしれませんが、上手な断り方を利用して、ときにはひと休みする時間を作ってみましょう。
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