布1枚あればいい! 手軽に「生活感のない部屋」をつくる目隠し術

小物を入れっぱなしのかごにかぶせたり、雑然と物を入れたオープンシェルフに取り付けて、散らかった印象の部屋をすっきりと見せるために使う目隠しの布。ただ見えないようにするだけだからと深く考えず、そのあたりにある布やタオルなどを適当に使っていませんか?

目隠しの布だって、インテリアのひとつ。大きさによっては、部屋の印象を左右する存在になってしまうんです。

今回は、そんな侮れない存在である目隠しの布について、スタイリストの大谷優依さんにその選び方や使い方のコツを聞いてみました!

 

日々できる、ちょっとしたことをアイデアに

「自分の部屋や住まいを居心地いいものにしたい、という気持ちは日々のことだと思うんです」と、大谷さん。アドバイスをするうえで気をつけたことは、「インテリアをガラリと変えるのではなく、日常でできるちょっとしたことを大事にしました」とのこと。

模様替えをしようと思っても、棚やイス、テーブルなどを新たにそろえるのは何かと大変ですが、目隠し布を替えるだけなら気軽に実践できそうですね。

目隠しはチャーミングに

出典: FASHION BOX

洗剤やバスルームの備品などは口の大きなかごに収納して取り出しやすく。ただ、そのままだと生活感が出てしまうので布でふわりと目隠しを。

手ぬぐい(45×45cm) ¥3,000、かご(参考商品)/ともにババグーリ、椅子/スタイリスト私物
出典: FASHION BOX

目隠し用の布は、手ふき用にするにはもったいなくてクローゼットで眠っている可愛いものを、ここぞとばかりに引っ張り出して。

KUKAT タオル(48×70cm)¥2,600、バスケット(W44×D35×H25cm)¥12,500/ともにドワネル、WAKAWAKA スツール¥90,000、crate ウッドボウル¥12,000/ともにプレイマウンテン、ラグ(140×200cm) ¥55,000/LINIE DESIGN(シボネ青山)、ブランケット(274×235cm)¥33,000/TLB home
出典: FASHION BOX

生活感あるスペースを隠したいとき、大判の布を吊るしてちょっとした間仕切りに。透け感があるものだと圧迫感がないのでおすすめです。

KASTE ブランケット(150×200cm)¥18,000/ドワネル、Johnstons スロー¥46,000/ザ テイストメイカーズ アンド コー、ヴィンテージ ラタンミラー¥48,000/シボネ青山、ペンダントライト¥47,000/Fritz Hansen(SEMPRE HOME)、テーブルクロス(130×180cm)¥6,300/ フォグリネンワーク、マグカップ 各¥12,500/クリスチャンヌ・ペロション(ドワネル)、その他/スタイリスト私物

 

インテリアのアクセントになる目隠しの布。もちろん、使っている家具や部屋の雰囲気に合うものを選びたいものですが、大きめのお花や大胆なチェックが入ったものなど、思い切って派手な柄物にしてもいいですね。目に入って「可愛い!」と思えるものなら、日々の生活がより楽しいものになりそうです。

 

(リンネル編集部)
photograph:Keiko Ichihara
styling:Yui Otani
text:Nao Yoshida, P.M.A. Tryangle
編/FASHION BOX
※ 画像、文章の無断転載はご遠慮ください

 

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