(2020年1月15日 更新)
寒さが厳しいこの季節、体が冷えると肌荒れや生理痛、肩こりのほか、太りやすくなることも。自らも冷えを克服した温め美人の石原新菜先生に、体を温めてきれいになれるコツを伺いました。陰陽の考え方に基づいた体を温める食品の上手な選び方、1日でリセットできる食事バランスで、体の中からポカポカに。
≪目次≫
- 教えてくれたのは……
- 【その1】 毎日の3回の食事を見直そう
- 理想の3食バランス
- 1日3食は食べすぎ!?
- 3食の間の空腹時間が大切
- 糖質オフはストップ!
- 【その2】 3食では体を温める陽性食品を取る
- 体を温める陽性食品
- 体を冷やす陰性食品
- 陽性食品と組み合わせればOK
教えてくれたのは……
温め美人先生
石原新菜 先生
【Profile】
1980年生まれ。「いしはらクリニック」副院長。主に漢方医学、自然療法、食事療法により、さまざまな病気の治療に当たっている。著書に『読む冷えとり』(主婦の友社)ほか。
【その1】 毎日の3回の食事を見直そう
食べすぎると、血液は消化吸収のために胃腸に集中。老廃物を排出する臓器に血液が流れにくくなり、体が冷える原因に。いつも腹八分目を心がけて。
理想の3食バランス
朝:にんじんりんごジュース
にんじん2本、りんご1個、しょうが1かけを皮つきのまま、ジューサーにかけるだけ。
昼:そば+薬味
消化のよいものを軽めに。そばやうどんに、わかめやネギを入れて栄養を補給。雑炊などもおすすめ。
夜:和食中心
夜は好きなものを食べてもOKですが、できれば動物性食品を避け、和食中心の粗食に。味噌汁は必須。
1日3食は食べすぎ!?
たくさん食べると栄養も摂れますが、消費しきれないため老廃物もたまります。運動量の少ない人は、1食抜くくらいでちょうどいいそう。
3食の間の空腹時間が大切
朝は特に、体内の不要なものを排出する時間。昼まで食べない「プチ断食」をすることで胃腸に負担をかけず、体をリセットできます。
糖質オフはストップ!
本来人間の歯は穀物を食べるのに適しており、栄養吸収の面からも穀物を中心に野菜や果物を食べ、動物性食品は少量にするのが理想です。
【その2】 3食では体を温める陽性食品を取る
漢方の「陰陽論」では、冷え性の人は陽性食品を積極的に取るのがいいとされています。陽性食品は赤、黒、橙色で、冬が旬で北の地で採れるもの、と覚えましょう。
体を温める陽性食品
(イラスト右)
そば、玄米、黒パン、にんじん、ごぼうなど根菜類、しょうが、りんご、ネギ、プルーン、ぶどう、赤身の魚肉、納豆、黒ゴマ、紅茶、塩、味噌、しょうゆ
体を冷やす陰性食品
(イラスト左)
うどん、白米、白パン、きゅうり、大根、トマト、もやし、バナナ、パイナップル、白身の魚肉、豆乳、豆腐、白ゴマ、酢、マヨネーズ、白砂糖
陰性食品を食べる時は……
陽性食品と組み合わせればOK
陰性食品も組み合わせ次第で中間に。陰性食品のコーヒーには体を温めるシナモンをプラスするなど、調味料で調節すると簡単です。
(リンネル編集部)
illustration: Miho Yamazaki
text: Mayumi Akagi, P.M.A.Tryangle
edit: FASHION BOX, P.M.A.Tryangle
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