世の女のコ達と楽しさをシェアしたい
人気ブランド「Her lip to」のディレクションをはじめ活動の幅を広げる小嶋陽菜さん。ますますキレイに、もっとしなやかに、進化を続けるこじはるから目が離せない!
2021年は次のステージに立てるような、何か新しいことをしてみたい
ブルゾン¥377,000、ボディスーツ¥87,000(共にフェンディ/フェンディ ジャパン)
「AKB48を卒業してから、ファンの方や、自分の感覚を共有できる方と一緒にコミュニティみたいなモノを作りたいなという気持ちが漠然とあって、その延長線上でHer lip toというアパレルブランドを立ち上げたり、YouTubeを始めたり、色々試行錯誤してきました。ずっと走り続けてきた印象だけど……まぁ、もうちょっと働こうかな、って(笑)。特に今年は、人生で次のステージに立てるような、何か新しいことをしてみたい。と言っても、全く何も決まってはいないんですが(笑)。これまでも結構流れに身をまかせてきたタイプなんです。いつもと違うことが起きても、『これは何かのサインかな』って思って、それをひとつひとつ拾っていくうちに道が見える感じ。自分の身に降りかかる色んな出来事に気分が合うタイミングがあれば、それに乗っかろうって。感覚的に生きています(笑)。
“自分の喜びよりも他人が喜ぶこと”を求めたい
ブルゾン¥377,000、ボディスーツ¥87,000、イヤリング¥99,000、ブーツ¥135,000(全てフェンディ/フェンディ ジャパン)
そして、withコロナと言える今、私の中で劇的に変わったのは“自分の喜びよりも他人が喜ぶこと”を求めたいな、っていう感覚。もともと、人に喜んでもらうことを追求する仕事だったから、そこの満足度について薄々は感じていたけど(笑)。世の流れもあって、この機会に余計に強く考えるようになりましたね。幸せも人とシェアしたい、というか。そんな欲が出てきたんです。
Her lip toを通じて肌で感じるのは、世間の女のコは今までよりももっと、“自分の気分”とか“楽しさ”の中に幸せを求めるようになってきたなってこと。“セルフラブ”というか、価値観の主軸が完全に自分の中にある。だから生活の質をちょっと上げる、とか日々のテンションを上げることに敏感になっているな、って。それをお手伝いするのは、設立当初からのブランドのコンセプトでもあって。だからこそ、これからはもっともっと、みんなとつながることができる仕組み、仕掛けを考えていきたいな。そう考えています」
model_HARUNA KOJIMA
photo_EIZO KUZUKAWA
styling_SHOCO
hair & make-up_MIYUKI NAKAMURA[Lila]
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