ウイルスやアレルギーに負けない大人の美と健康は体の内側から!
心と体を鍛える免疫力アップ生活/マスク・除菌アイテム編
マスクはもはや日常品となった昨今。どんなマスクが効果的なのか、またウイルスを体に入れないためにはどんな除菌アイテムが良いのかご存じでしょうか。今回は、ウイルスや花粉対策におすすめのマスクの選び方から、マスクや除菌アイテムの効果的な使い方を東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授で東洋医学研究所附属クリニックの川嶋朗先生にうかがいました。
ドクターに聞く! マスクや除菌アイテムに関するQ&A
Q. マスクは不織布、布、ポリウレタンなどありますが、結局どれがいいのですか?
A. ウイルス対策には不織布マスクがベスト
人と会話をしない時、花粉対策なら布やウレタンでもOK!
ウイルスの飛沫は5ミクロン以上あるといわれているので、繊維の隙間が5ミクロン以下とされている不織布マスクを選ぶべき。つける際は鼻とマスクの間に隙間ができないように密着させることも大切です。不織布マスクが手に入らなければ、できるだけ繊維が密なもの、何層にも重なっている布マスクやウレタンマスクでもそれなりの予防はできます。シーンによって使い分けてもいいですね。
より快適なマスクを選ぼう
▲隙間ができにくいのに呼吸がしやすくて快適。
▲内側がガーゼ仕様で保湿性ばつぐん。
Q. マスクや除菌アイテムの効果的な使い方を教えてください
A. 手洗いができない時は除菌アイテムを活用
自分の衣服、自宅のもの以外を触った時は手洗い、もしくは消毒をするのが基本です。ウイルスは粘膜からも侵入しますから、ウイルスが付着したものを触った手で、目や鼻、口の粘膜に触れることがいちばんの問題です。マスクとメガネが推奨されるのは、ウイルスがついているかもしれない手でうっかり粘膜に触れないためという意味があるのです。マスクにうんざりしているなら、好きな香りのアロマオイルを垂らすと心地よく過ごせます。
好きな精油をマスクに一滴
▲抗菌作用のあるフラゴニアなど7種類の植物の精油を配合。
▲ユーカリとティーツリーのすっきりとした香り。
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教えてくれたのは……東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授、東洋医学研究所附属クリニック 川嶋 朗先生
【PROFILE】
西洋医学と代替相補・伝統医療を統合した医療を行う総合内科専門医。東洋医学やアロマテラピーなどを用いた治療を得意としている
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取材・文=黒川ともこ
(GLOW 2021年3月号)
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WEB編集=FASHION BOX