スマホで自律神経が狂うっていうけどなんで?
わたしたちの生活に欠かせないスマホ。とても便利である一方、実は体にさまざまな影響を与えています。どんな影響があるのか、reconditioning & treatment「+K」代表の栗田聡さんが解説します。
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スマホを見る姿勢が問題
スマホを使うことで呼吸や自律神経にはさまざまな悪影響があります。まず、スマホを見るとき、うつむきぎみになって画面に顔を寄せていないでしょうか。この姿勢では胸郭が狭まって換気量が減ってしまいます。同時に下あごがそれ以上動かないので、自然と奥歯をかみしめるようになります。すると奥歯をかむときに使う咬筋(こうきん)という筋肉が緊張してしまいます。筋肉の緊張が続くことは交感神経が優位になりやすい状態につながります。
ライトの刺激も脅威
同時にライトが問題です。ライトを浴びて視神経が刺激されると結合組織でつながった後頭下筋群(こうとうかきんぐん)が緊張し、肩こりの原因になります。肩こりは咬筋や側頭筋といった顔周りの筋肉に影響を与え、奥歯をかみしめやすくなってしまうのです。こうなると、いざリラックスしようと思っても、奥歯をかみしめてしまうのでなかなかリラックスできません。
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このコンテンツの監修者は……
reconditioning & treatment「+K」代表 栗田 聡(くりた・さとし)さん
【PROFILE】
1986年、ドラフト1位で広島東洋カープへ入団。98年、元プロ野球選手として初の理学療法士資格を取得。99年、大阪近鉄バファローズのメディカルコンディショニングディレクターに就任。2005年、東京ヤクルトスワローズのフィジカルディレクターに就任。12年からMLBのシカゴ・カブスでアスレティックトレーナーとして活躍。帰国後も日本各地で治療やコンディショニング、トレーニング技術指導を行うなど活動は多岐にわたる。著書に『疲れた体がよみがえる リセット7秒ストレッチ』(高橋書店)などがある。
reconditioning & treatment「+K」
東京都港区東麻布2丁目11−1 studio FREEDA内
姿勢を正すのは逆効果だった!? 腰痛や肩こりをまねくかたよった姿勢を直す方法を専門家が伝授
(抜粋)
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監修/栗田 聡
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