キャンプをしよう。そう思い立ったら、手始めにすることがキャンプ場選びです。
キャンプ場を選ぶ際には、草原、森林、水辺など自然のロケーションがキーワードとなります。
また山歩き、カヌー、釣りなど、キャンプ場でチャレンジしてみたい遊びやアクティビティから絞り込んでいくのもひとつの方法です。
初心者には意外とわからないキャンプ場の選び方のポイントについて、キャンプの達人からのアドバイスをいただきました。
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どんなところでキャンプをしたいかイメージすることから
雄大な山の絶景を眺めたい。森の中で森林浴やハンモックでリラックスしたい。広い草原で開放感に浸りたい。涼しい水辺でのんびりしたい。温泉も楽しみたいなど、シーンやキャンプをしてみたい季節をイメージしながら、希望に合うキャンプ場を探しましょう。
山を望むキャンプ場
富士山をはじめとして、雄大な山々の景色が望めるキャンプ場は人気が高いです。
日の出や日没など時間ごとに変化していく、山の絶景が眺められるのも魅力のひとつとなっています。天気がよければ夜には満天の星が楽しめます。
森の中のキャンプ場
静寂な森の中で森林浴で癒やされたり、ハンモックを吊るしてのんびり昼寝をしたりと、自然を満喫できます。夏場は木々が日陰を作るので涼しく過ごせます。トレッキングや森を散策して、植物や生物を観察するのも楽しいです。
草原のキャンプ場
芝生など草地のサイトは、広々とした敷地と大空の下の開放感が魅力です。
平地で地面にでこぼこが少ないため、テントなども設営しやすく、キャンプに不慣れな初心者や、時間が限られている日帰りキャンプにもおすすめです。
水辺のキャンプ場
夏場の暑い時季には清涼感のある渓流沿いや湖畔、海辺のキャンプ場へ。釣りやカヌー、磯遊びなどアクティビティも盛りだくさんです。海辺のキャンプ場なら、近くで魚介類を買ってバーベキューも楽しめます。
キャンプもフェスもおしゃれに! アウトドアMIXコーデキャンプ場を選ぶときのポイントはここ
キャンプ場選びのポイントは、自然のロケーションや現地で楽しめるアクティビティなどがありますが、ビギナーにとって重要なのは、清潔な施設と各種設備がそろっている安心できるキャンプ場であることです。
キャンプ場の公式サイトの情報で確認するとともに、不安なことやわからないことは、予約の際に必ず問い合わせをしてクリアにしておきましょう。
また、キャンプに不慣れなうちは設営や撤収、食事の用意にも予想以上に時間がかかるものです。自宅から遠いと現地に到着したときにはすでに疲れているなんてこともあります。自宅から1~2時間ほどで到着し、IC(インターチェンジ)に近いキャンプ場がおすすめです。
キャンプ初心者はここをチェック
1.自宅からキャンプ場までの距離と時間
2.レンタル用品や売店が充実しているか
3.お風呂・シャワー・トイレが清潔か
4.管理人が常駐しているか
5.区画サイトがあるか
はじめてのキャンプが快適でスムーズに進められるように、ビギナーがキャンプ場を選ぶときに、必要最低限押さえておきたい基本となるポイントを確認しておきましょう。
キャンプ場に予約を入れよう
キャンプ場探しはインターネットが便利です。施設や料金など公式サイトで確認できます。予約の受付は数か月前から始まります。人気のキャンプ場はなるべく早く予約をしましょう。
予約時に確認すべきチェックポイント
・サイトの広さと、車はサイトに横付けできるか
・売店の規模と薪・炭・食材など販売商品の内容
・レンタル用品の内容
・最寄りのスーパー、コンビニの位置の確認
・キャンセルした際の支払い
予約を入れよう! ステップその1. キャンプ場を探す
日程、人数、利用したいサイトなど詳細を決めてから探します。基本情報とともに口コミも参考にしましょう。
予約を入れよう! ステップその2. ネットや電話で予約する
オンラインまたは電話で予約をします。キャンプ場周辺の情報も聞けるので、不安な点があれば直接電話をしましょう。
予約を入れよう! ステップその3. キャンプ道具の準備を始める
キャンプ場の予約が取れたらキャンプ道具をそろえましょう。レンタル品以外は出発前日までに準備します。
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ココもCheck! 車への荷物の積み込み
≪前日には準備しよう!≫
重いもの、硬いものは下、軽い荷物は上に置き、隙間は布類で埋めていきます。車の荷室の形に合わせて荷物を組み合わせながら積み込んでいくのが基本です。
Checkポイント1. 後方確認ができる高さまで
荷室に積み込む荷物は、後方の安全確認を妨げない程度の高さとします。
Checkポイント2. 軽いものやすぐ使うものは上に置く
マットやテント、タープ類はキャンプ場に着いてすぐ使うので上に置きましょう。
Checkポイント3. クーラーボックスは手前に置く
途中で飲み物や食材を購入したときに出し入れしやすいように手前に置きましょう。
Checkポイント4. イス ・ テーブル類は立てて収納
イスやテーブル類は立てて積載し、シュラフや小物類で隙間を埋めていきましょう。
[初心者向け]キャンプって何するの? キャンプ場での過ごし方を流れで解説|専門家 監修キャンプの達人からのアドバイス
予約のときに、万一の体調不良やケガを想定して、近所に病院はあるかもチェックしましょう。また、チェックイン・チェックアウトの時間もですが、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトができるか聞いておくといいですよ。
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【PROFILE】
キャンプ民泊NONIWAオーナー
青木達也さん
青木江梨子さん
未経験者でも安心してキャンプができる場の提供を目指し、2019年に「キャンプ民泊NONIWA」を開業。道具の扱い方やマナーなどのレクチャーも行ってくれます。夫婦ともにキャンプインストラクター。
(抜粋)
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[編集]ティートゥリースタジオ(高嶋順子、大上恵)
[執筆]横井直子、木村ゆかり、大場敬子、大岳美帆、中川瑶子、宮本堪、ティートゥリースタジオ
[撮影]末松正義、加藤熊三
[イラスト]小泉マリコ
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