「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル

あえて‟仕事と育児のスイッチを切り替えない”働き方のメリットは? 乳幼児玩具メーカーのワーママが考えた両立スタイル

InRed女子の働くこと、育てること

『InRed』で連載中の「InRed女子の働くこと、育てること」。今回は乳幼児玩具メーカー ピープル株式会社の小板史美さんにお話をうかがいました。

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テレワーク導入で仕事と育児を切り替えないスタイルを確立

乳幼児玩具メーカー「ピープル」で「お米のおもちゃ」シリーズのチームリーダーを務める小板さん。大学、大学院で子どもの研究をし、子どもの行動観察に関わる仕事に就きたいと新卒入社し、現在に至る。「お米のおもちゃシリーズは、お米を主材料にした“赤ちゃんがなめても安心”という商品。赤ちゃんはやりたいことを存分にでき、母親はやらせてあげたいことをストレスなくできる画期的なシリーズです」。プライベートでは小学1年生の男の子の母親で、第2子を妊娠中。「弊社では“復帰後のことは産んでから考えればいい”というスタンス。その時々に決断ができるのは心強かったです」。小板さんは育休期間中、出産して数カ月で月に1度子どもを連れて会社に来て会議に出たり、モニター調査をした。「負担にならない範囲で業務に参加させてもらえたので、ブランクなく復帰できました」。元々、母親の声と赤ちゃんの欲求を丁寧に拾って商品化するという会社の方針で、社員全員が赤ちゃんのいる環境に慣れ親しんでいるのも仕事がしやすい一因だという。「現在はほぼ在宅で業務をしています。私のスタイルは仕事と育児のスイッチを切り替えないこと。生活の中に仕事がある、と子どもが理解するのはいいことだと思っています。これからもお母さんと赤ちゃんの欲求を叶える商品を開発していきたいです」

「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル

「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル
「息子の小学校入学式の家族写真。友人のカメラマンに撮ってもらったお気に入りの一枚です」
「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル
生後3か月頃の息子と出社した時の一枚。「息子を抱っこしている間に、同僚たちがおもちゃや布団を準備してくれて会議に参加できる恵まれた環境です」
「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル
3年前にはマレーシアのランカウイ島に家族旅行。「初日に息子がお風呂場で転んで負傷。地元の医院に駆け込んだ思い出満載の旅行です」
「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル
「お米のおもちゃ」シリーズのチームリーダーを務める小板さん。「お母さんたちの声や赤ちゃんの欲求を丁寧に聞いて商品化しています」

朝の準備は夫と分担してこなす

7:00 家族で起床、朝食作り、洗濯
8:00 息子が登校
8:30 自宅で始業
17:00 息子が学童保育から帰宅
18:30 終業
19:00 夕食
20:00 お風呂、息子の宿題を見る
21:00 読み聞かせで寝かしつける
23:00 自分の時間
24:00 就寝

毎日を頑張れるのはコレのおかげ!

「妊娠中でも愛用できるオイルで脚のむくみも解消」

「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル

「忙しい時は肌のお手入れも手を抜きがちなのですが、基礎化粧品だけはちゃんとした物をと思い愛用しているオイル。妊娠中は脚がむくむので、入浴後に夫にマッサージをしてもらっています」

「食べることも作ることも好き」

「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル

家時間を充実させてくれる料理本とお取り寄せ本。「外食の機会も減ったので、自宅で美味しく飲んだり食べたりするための本です。自分で作る炒め物はあまり美味しくできないんですが、それが美味しくできるのがウー・ウェン先生の本です」

「息子と喧嘩した日もこれを見て帳消しです」

「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル

1年半くらい前に息子が描いてくれた両親の似顔絵。「いい加減に書いた“すき”という字の“す”が好きです。息子と喧嘩してモヤモヤしている時でも、この絵を見ると穏やかな気持ちになれます」

「テレワーク期間に親交を深めた愛猫」

「仕事と育児のスイッチを切り替えないこと」乳幼児玩具メーカーのワーママが語る両立スタイル

「リモートワークで家にいることが増えたので、猫と関わる時間も増えました。仕事中もちょっかいを出してきて癒やされています」


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教えてくれたのは……ピープル株式会社 小板史美さん

【PROFILE】
乳幼児玩具メーカーの企画部に勤務。小学1年生の男の子のママで、都内で夫と3人で暮らす。現在第2子を妊娠中で12月に出産予定。

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撮影=大村聡志
取材・文=中村三枝子

InRed 2021年12月号

※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

WEB編集=FASHION BOX

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