広末涼子「自分より大切な存在ができて生活が安定」 子どもと気持ちをシェアし、お互い支え合う[インタビュー]

41歳の広末涼子、部屋着は“長男のおさがり”!? 仕事と家庭を両立するコツは「正直に伝えること」[インタビュー]

広末涼子さんのシェアライフ

透明感のある美しさに大人の豊かさが加わり、多彩な魅力を見せてくれる広末涼子さん。40代になって変化したことや最近の“シェア”事情についてうかがいました。

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家族とは対等に向き合って正直な気持ちをシェアしたい

広末涼子「自分より大切な存在ができて生活が安定」 子どもと気持ちをシェアし、お互い支え合う[インタビュー]
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40代はパーソナルな部分を気負わずに表現していきたい

GLOW世代にとって広末涼子さんは、青春の記憶を彩るアイコンのひとりではないだろうか。はつらつとした笑顔で人々を魅了してきた彼女も41歳。女優として、ひとりの女性として様ざまな経験を重ね、新たなステージに立っている。
「年齢にはとらわれないタイプで数字にもそれほど興味がないので、40代だからこうしなくてはという先入観も全然ないんです。だけど、仕事で求められることが少し変わってきたなとは感じています。30代で女優として役の幅がすごく広がったのですが、40代に入ってからは役や芝居だけではなく、ひとりの女性として生き方や存在感を求められる機会が増えてきたので、パーソナルな部分が注目される年齢なのかなと。若い頃は自分を出すのが恥ずかしくて、文章を書くならうまくなきゃいけないとか、人よりも長けていなくてはいけないと思っていました。でも今は、好きな人が手に取ってくれたらそれだけで嬉しいし、読んでくれた人が元気になったり、共感してもらえるだけでいいんだと考えられるようになりました。もしかして、オバサン化したのかな(笑)」

同じようにファッションも肩の力を抜いて、今の自分に似合う服を気負いなく楽しんでいる。
「フェミニンな色や服を着ても甘くなりすぎないので、選択肢が広がりました。20代はグレーやネイビー、黒など暗い色の服が多かったのですが、ヴィヴィッドカラーやパステルカラーにも抵抗がなくなりました。ショートパンツもはけるようになったし、おしゃれが楽しいです」

仕事やファッションをはじめ、いろんな側面で自分を解放できるようになったのは、家族を持ったおかげだという。
「以前は、気づけば仕事が自分の存在価値のすべてでした。性格的には自由なタイプで友だちも大事だし、恋愛も勉強もしたいし、いろんなことを同時進行していたつもりだったけれど、振り返ってみればいつでも誰に対しても仕事優先で自分中心だったんだなって。母親という責任を持ち、役割をもらったことで仕事がいい意味で自分の一部になったので、執着しすぎない潔さを持てたように思います。スイッチをオンオフするのではなく、仕事では女優モード、家ではママモードという風に、違うスイッチが自然と入る感覚ですね。それに、24時間全部が自分のものだった頃は役に引っ張られたり、考えすぎてしまっていたけれど、物理的にできなくなったことで、逆に高い集中力でひとつひとつのことに取り組めるようになりました」

イメージキャラクターを務めるサプリメントの広告では大胆に肌を見せ、大人の色香と艶やかな肌が話題に。そうした揺るぎない美しさもまた、日々の暮らしの中で培われたもの。
「よく食べてよく寝るのが一番の美容法なのかも。もともと食べることは好きなのですが、一緒に食事をする人がいることも大きいと思います。若い時はひとりで食事をする意味がわからなくて、お腹を空かせておいて誰かと食事をする時にたくさん食べようと思ってたんです。そんなことしてたら、絶対に太りますよね(笑)。若い頃は仕事に合わせて昼夜逆転したり、季節感もなくなっているのが当たり前だったのですが、子どもという自分より大切な存在ができて、生活のリズムも食事のリズムも睡眠も安定しました。子どもにとって大切なものは大人にとっても大切なはずなんです。でも大人になると、いろいろな事情で優先できなかったり、まわりから甘えだと言われたり、そんなことすら忘れてしまったりしてしまう。子育てを通して、そんな当たり前の大切なことを思い出させてもらいました」

息子のおさがりやお裾分けで愛情や嬉しさをシェア

家族と充実した日々を送る彼女に誰かとシェアしているものを聞くと、「長男のおさがり」という母親らしい答え。
「高校生の男の子の成長はすごく早いので、劣化する前に着なくなるからもったいないし、愛着もあるので自分のパジャマや部屋着にしています。息子も『リサイクルだね』ってふつうに受け止めてくれていますね(笑)。私の服も40代になってさすがに着なくなったなというものは整理して、大学生の姪っ子にあげました。ひとつの服を次の人に手渡していかしていけるのは素敵なことだと思います」

ママ友からお裾分けをもらうこともあるそうで、最近は手作りの赤しそふりかけに感激したのだとか。
「大根の葉でふりかけを作ったことはあったけれど、赤しそふりかけを作ろうと考えたことはなかったので驚きました。愛情をかけて作ったものだなと思うとすごく嬉しくて、いろんなものにかけていただいています。食べるたびにその気持ちを感じて心が温かくなります」

また、仕事と家庭の両立で感情が揺れる時には、気持ちを家族にシェア。誤魔化したりせずに真っすぐ伝えることが、お互いの助けになるとも。
「子どもたちに怒るし、𠮟るし、悲しいって言います。長男の子育ての時は、母親なんだからいつも笑っていなくちゃ、正しくなければいけないとか、お仕事忙しくてごめんねって後ろめたく思ったりしていました。誰かに頼るのが苦手でなんでも自分でやろうとしていたし、人に迷惑をかけたくなくて頑なになっていたと思います。そんな時に先輩ママたちからのアドバイスや手助けに救われて、ある時から、子どもたちと対等に向き合いたいと思うように。大人だって悲しいことはあるし、疲れちゃうこともある。大人が偉いわけじゃなく、子どもだってがんばっている。だから、人と人としてフラットに、気持ちを正直に伝えるようになりました。作品に入る時には『ママはこれから大変になるから助けてね』って。だから、お手伝いもよくしてくれますし、支えてもらっています。それが彼らの習慣になって、いずれ結婚した時にもいい旦那さんになってくれたら嬉しいです(笑)」


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PROFILE/広末涼子(ひろすえ・りょうこ)

1980年7月18日生まれ、高知県出身。女優。近作に連続ドラマ『桜の塔』(2021年テレビ朝日)他、知的エンターテインメント番組『シャキーン!・ヒロスデママ』(NHK Eテレ)に出演中。待機作に映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(2022年1月14日公開)。プライベートでは3児の母。

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撮影=長山一樹〈S-14〉
スタイリング=井阪 恵〈dynamic〉
ヘア&メイク=岡野瑞恵〈storm〉
取材・文=安田晴美

GLOW 2022年1月号

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WEB編集=FASHION BOX

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