「アソコがゆるいかも」「笑った瞬間、尿もれしちゃった」など、膣まわりの悩みは、最近、sweet世代にも急増中。昔は更年期を迎えた女性の悩みとされてきましたが、生活習慣の変化で20代、30代でも悩みを抱えている女性が増えているのだそう。そこで、膣のゆるみや尿もれを改善するケアを紹介します!
sweet世代の膣のゆるみの原因は運動不足!
“私の膣ってゆるいかも”そう思ってもなかなか友達に相談できず、一人で悩みを抱えている人も多いはず。ゆるいかも、と思っても、人と比べることもできませんよね。最近はクリニックでも女性器まわりのレーザー治療などもあり、専門クリニックに相談する人も増えているそう。相談に来られる方は20代、30代の方も多いそう。また、膣のゆるみが原因で「笑った瞬間に尿がもれた」などという人も増加しているといいます。
膣のゆるみの原因は、加齢や出産にあると考えるのが一般的。ですが、20代、30代の場合は、座りっぱなしの生活習慣や運動不足などに原因がある場合が多いようです。膣のゆるみを引き起こすのは骨盤底筋群が原因。骨盤底筋群の中には意識しても動かせない筋肉もあるため、トレーニングでも鍛えることはなかなか難しいと言われています。
簡単チェック! 膣がゆるむとこんな症状が!
①性交時の満足度が低下する
膣がゆるむことで、自分はもちろん、パートナーの刺激も弱まります。セックスレスになる恋人や夫婦も、これが原因という場合もあり得るのだそう。
②尿もれ
膣がゆるむことで尿道や膀胱を支える筋肉が弱まってしまうことがあります。骨盤底筋群の一つである尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)が緩むことで、笑ったり転んだりといった、ちょっとした衝撃で、尿もれを引き起こすことも。
③骨盤臓器脱
骨盤底筋群や組織や靭帯によって骨盤内にある臓器は支えられています。膣のゆるみを放置すると、膣脱、膀胱脱といった骨盤臓器脱(性器脱)を引き起こすことも。
毎日の生活の中でできる骨盤底筋群を鍛えるケア
骨盤底筋群は、毎日のケアで鍛えることが出来ます。立ったままでも座っていてもできるので、通勤時間や、仕事の休憩時間などに取り入れてみましょう。
①全身の力を抜いて、からだをまっすぐにしたら、息を吸って肛門、尿道、膣をきゅっと締めます。膣まわりを上に引き上げるイメージで5秒数えます。
②息を吐きながら、からだの力を抜いて5秒間リラックスしたら、再度①を繰り返す。
③①と②の繰り返しを10回1セットとして、繰り返し行いましょう。
今では、膣や尿道を引き締めるためのレーザー施術を行っている専門クリニックも数多くあるので、毎日のケアで改善されない場合は、専門医に相談することも大切です。
TEXT_REMI SATO