今年こそしっかり家計管理をしたい! そんな人におすすめの、ズボラさんでもできる簡単な「袋分け家計管理術」を人気主婦のあきさんが教えてくださいました。
教えてくれたのはこの方
あきさん
読者から問い合わせが殺到する人気ブログ「2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ」を運営。著書『あきのズボラ家計管理』(実業之日本社)をはじめ、他2冊の家計管理本も好評発売中。
「袋分けの一番の魅力は、なんといっても残金が即わかること。1週間単位で家計を回すので、残りの数日をいくらでやりくりすればいいのかは、袋の中身を見ればOK。1年に1回見直すだけで仕組み化できるので、あとは手間も時間もかかりません」
Part 1 始める前にまずやること
「袋分け家計管理」を始める前に、まずは自分や家庭の収支を知ることからスタート!
1.我が家の収入を知ろう
意外と年間収入がいくらあるか知らない人が多いもの。袋分け家計管理を始める前に、まずは今年1年で予定される手取り収入を計算してみましょう。一般的に年収とは社会保険料や税金を含めた収入ですが、ここではそれらを差し引いた手取り分でOK。通帳や給与明細を見て月の手取りを書き出し、年間の給料を把握して。ボーナスや残業代、臨時収入がある人は加算しましょう。端数は大体でOKなので、見やすくわかりやすく書き出すのがポイント。
2.支出の内訳を知ろう
貯金を増やすためには収入を増やすか、支出を小さくするかの2つの方法しかありません。とはいえ、支出を抑えたせいで、ケチケチする節約生活が辛くなる人も……。実現可能な範囲で貯金計画を立てるには、今は貯金できる家計なのか、使いすぎる家計なのかを把握すること。それには、家計の基本構造を知ることが必須。あきさんの家計管理は、固定費・生活費・特別費・貯金の4構造のみ。自分の支出が何に当たるのか、この表でわかります!
Part 2 袋分け運用法
一般的な袋分け家計で数枚の封筒を使うところを、メイン2枚に絞れば残金の把握も簡単に。
STEP 1 まずは袋を2つ用意
一般的な袋分け家計管理は数枚の封筒を使いますが、あきさんの袋分けでは“固定費”と“生活費”の2つのみ。お給料が入ったらすべて引き出して、小遣いや習い事、教材費など現金で払うものを固定費の袋へ。食費や日用品、娯楽で払うお金を生活費の袋へ。家賃や光熱費などの口座引き落としの固定費は銀行へ戻しましょう。
STEP 2 1日に使える予算を確保!
生活費の袋の金額=毎月使える生活費の上限。このルールをしっかり覚えて。毎月決まった生活費にするには、1日に使える平均金額を決めること。月一回程度の大きな買い物(米や酒など)の代金を引き、それを31日で割った金額が1日の平均。生活費を単純に4~5週で割ると大きな買い物の週に苦しくなるのでNG。
STEP 3 1週間ずつ回していく
1日の予算がわかれば×7日で週予算を出して。毎週日曜夜などの決まった日時にリセットタイムを設け、計算した週予算を財布に入れます。1週間が終わったら余ったお金は生活費の袋へ戻し、これを1か月に4、5回くり返しましょう。財布内を見れば翌週までの残金がわかる構造に。小銭は入れっぱなしでもOK。
(リンネル2019年2月号)
illustration: Chie Sasaki
text & edit: Tokiko Nitta
edit: FASHION BOX
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