和え物や浅漬けのうまみUP!実は知らない「煮切り酒」の使い方

だし感覚で使って、料理にコクとうまみを効かせる料理酒。なんとなく選んでしまいがちですが、塩分を含むかどうかで、料理の仕方は変わってきます! 今回は、そんな料理酒の賢い選び方と、あると便利な「煮切り酒」について紹介します。

 

教えてくれたのは……

静山社/松田美智子
出典: FASHION BOX

松田美智子さん
料理研究家。旬の食材の持ち味を大切にした、季節感あふれるレシピに定評がある。著書に『松田美智子 調味料の効能と料理法』(誠文堂新光社)など。

 

料理に使う酒の選び方

塩が含まれていないほうが、素材の味が活かされて、酒のみの効果を感じられる
料理酒の中で塩分を含むものは、レシピ全体の塩分量を控えめに作る必要が。一方、料理用清酒は、塩を含みません。塩を含まないほうが、シンプルに酒の効果のみを取り込めます。

 

煮切り酒があると便利

煮切り酒とは?
鍋に入れた酒を温めて、蒸発したアルコール分に火をつけて燃やしたもの。アルコール臭がなくなるまで、煮立たせてもよい。

 

使い方は……

和え物など加熱しない料理のうまみづけに

出典: FASHION BOX

煮切り酒は、アルコール分を飛ばし、うまみやコクだけを閉じ込めておけるので、加熱しない料理にも酒のうまみ出しの効果を発揮できます。たとえば、和え衣をのばすときなど、水のように味を薄めず、うまみづけになり、便利。浅漬けを作るとき、塩をした野菜に少量振っても。冷蔵し、1週間ほどで使い切ること。

 

(リンネル編集部)
illustration: Kayo Yamaguchi
text: Kaori Akiyama, P.M.A.Tryangle
edit: FASHION BOX, P.M.A.Tryangle
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

# レシピ
の記事もチェック♡

【オススメ記事】
余ったそうめんで作る時短の和え麺レシピ
ジャケットが暑い日はシャツワンピを羽織るべし

【SWEET WEBのオススメ記事】
この冬手に入れるべき“ほわほわ三種の神器”
最後の撮影で安室ちゃんに贈ったものは…

RELATED CONTENTS

関連コンテンツ