デートやパーティ、ビジネスシーンなどで役立つ、ワインの超基本を紹介!今回はテイスティングの仕方をわかりやすくレクチャーします。レストランなどでのテイスティングに備えて、一連の流れをおさえよう!
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ワインを味わうテイスティングの仕方
ソムリエが少量注いだワインで、その味わいをみるテイスティングをホストテイスティングという。これは自身の経験・知識で味の評価を下す場ではなく、注文したワインの味がおかしくないか確認するためのもの。たいていの場合、「おいしいです。これでお願いします」となるので、一種の儀式のようなものと考えて気軽に対応したい。
教えてくれたのは……
小久保 尊さん
日本ソムリエ協会認定ソムリエ。「ワインと肉 COQ DINER」のオーナーソムリエ兼シェフ。日本一の庶民派ソムリエを自認し、ワインの案内人として活躍。著書に『図解 ワイン一年生』(サンクチュアリ出版)をなど。
参考にしたのはこちら!
¥1,280/宝島社
ワインに苦手意識がある人にもおすすめの1時間でわかる教養としてのワイン入門新書。国別のワインの産地や発展史、自分好みのワインを選ぶ実践的なコツや的確な味わい方など、おさえておくべき基本をわかりやすく解説。
1 コルクを見る
まずはソムリエが持ってきたワインが注文したものかどうかを確認。そしてカビが生え、臭くなっているものを「ブショネ」というが、コルクを見てブショネかどうかを確かめる。
2 ワインを注ぐ
問題なければ味わい、色、香りの確認のため、少量のワインが注がれる。
3 色合いを見る
グラスを傾け、光のあるほうにかざすことで、ワインの色合いがわかる。
4 空気と馴染ませる
色合いを見たら、ワインの香りと味を開かせるために、グラスをテーブルに置いたまま数度回し、ワインを空気と馴染ませる。勢いよく回してワインを飛ばさないように注意。
5 香りを確かめる
ボウル内に軽く鼻を入れ、グラスのボウル部分に広がったワインの香りを確かめる。
6 味わいを確かめる
口にワインを含み、味を確かめる。問題がなければ「大丈夫です。おいしいです」とソムリエに伝えることで、テイスティング終了となる。
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※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
構成・編集_武内しんじ
執筆_藤咲 茂[東京03製作]、赤谷まりえ
編集_佐藤里沙[vivace], FASHION BOX
(steady. 2019年6月号)
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