辛酸なめ子、友達カップルのH話にがっつく男子を冷静に分析

出典: FASHION BOX

『steady.』で好評連載中の「辛酸なめ子の覗き見♡OL妄想劇場」。今回は下町の中華料理屋で披露宴の打ち合わせをしている男女グループを目撃しました。

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辛酸なめ子/Nameko Shinsan

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漫画家、コラムニスト。皇室、セレブリティ、スピリチュアルなどの分野に精通。著書は『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)、『セレブマニア』(ぶんか社)、『辛酸なめ子のつぶやきデトックス』(宝島社)など。『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎文庫)は、日本のカルチャー要素をキーワードに、漫画タッチで構成されています。ツイッターのシュールボイスもお見逃しなく。

サプライズパーティは、人間不信を招くことも……

最近の結婚式はサプライズまみれのようです。とくに「フラッシュモブ」と呼ばれる、突然参加者が踊りだす演出が流行っているとか。予定はありませんが、そんなシチュエーションに置かれることを想像するだけで身の毛がよだちます。楽しそうに踊る人々を前にどうリアクションしていいかわからない……そしてリアクションしろという圧で息ができなくなりそうです。フラッシュモブのせいで結婚したばかりの夫婦仲が悪くなった例もあるとか……。あらかじめ「サプライズは絶対やめてね」と言ったとしても、サプライズ好きの人には、むしろそれがやってほしい、と誘っているように聞こえるのでしょう……。

知人男性にサプライズ嫌いを公言している人がいます。嘘は嫌いという正直な男性で、彼の場合は誕生日パーティをサプライズで開かれて、激怒して絶交したそうです。「2年連続でやられて、1年目に『二度とこういうことをしないでください』と言いました。それなのに2年目もサプライズをされて、そんなことで俺が喜ぶと思っているのかと。会場で派手な格好をした奴らに『早く着替えろ!』と言ったらシーンとしました。後日、首謀者を呼び出して、サプライズのもとによくここまで俺を騙せたな、と絶交しました」。お祝いの演出であっても「本人のいないところでいろいろと画策したらテロリストと一緒。落とし穴は掘っている時が一番楽しいですから……」と、おさまらない怒りを吐露していました。

友情が終わってしまうほどの破壊力。サプライズ演出は、嘘が嫌いな人、シャイな人に行うのはやめたほうが良さそうです。結婚式の演出をするには、綿密な打ち合わせが必要です。

結婚パーティの綿密な打ち合わせ場面に遭遇。前のめりの男性陣

先日、下町の中華料理屋で披露宴の打ち合わせをしている男女グループを目撃しました。演出のためには、サプライズの可否も含めて二人のことをよく知らないとなりません。新郎の、クール系な塩顔の男子は寡黙な感じで酒を飲んでいて、その隣の女子アナっぽいかわいい新婦が二人のなれそめについて聞かれるがままに答えていました。隣には女友達がいて、適宜相づちを打っています。

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それよりも向かいに座っている男子二人が、身を乗り出して話を聞きだしていました。「最初はグループLINEでやりとりしてたんだよね」「彼から野球に行こうって誘われて。他のみんなも誘ったのに二人しか来なかった」それは、周りの人が気を使った系でしょうか……。女子は自分がアプローチされた話なので嬉しそうに語っています。

「それからしばらくして、焼肉を食べに行ったんだよね」「その時はお互い好意を持ってたんだ?」と芸能レポーターばりに聞き出す男子。「焼肉食べた時は、そういう流れになってたから、ここで言わなきゃと思って」と、新郎が当時の告白エピソードを語ります。「流れを気にするんだ?」と男友達。核心に迫っているのを察し、興奮しているようです。「言われたと思って、どうしようって。いったん宿題で持ち帰りますって言ったの」と、新婦女子。それからしばらくして「私のことをよろしく」と告白を受けたとか。「その間、Hもしなかったんだ?」と、酒の力を借りて追求する男子。「それは半年後くらいに……」と、彼女。お互いの初Hの時期まで言わないとならないとは。披露宴の打ち合わせはハードルが高いです。

しかし二人は気分的にはもう夫婦で、その後はのろけモードでした。「彼女は料理できなそうだけどすごいうまい」「実家ではあまり作らなかったんだけど、最近は中華丼とかよく作る」。女友達も「レシピを見ないで適当に作ってもうまいんだよね」と持ち上げます。演出担当の男子二人は、二人の関係が深まった時期を聞けて満足したみたいで、「披露宴の映像どうする?」と本題に入っていました。女友達にとっては、友人の性行為なんて恥ずかしくて想像しづらいですが、男友達はその興奮が士気を高めるのでしょう。無償で演出してもらうためには、出し惜しみせず、開示した方が良いのかもしれません。男子のリビドーを適度に刺激してやる気を出させる彼女は、きっと夫もいい具合に鼓舞して充実した結婚生活を送りそうです。

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edit_Satoko Ishikawa[vivace], FASHION BOX
(steady. 2019年6月号)
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