(2020年6月20日 更新)
梅雨の高温多湿な環境はカビの大好物。一度根付いてしまうとカビ取りが大変……。そんな厄介なカビを防ぐためにやるべき対策は、実は簡単。今すぐできる、「風を通す(換気)」のポイントをご紹介します。“がんばりすぎない梅雨前お掃除”で、じめじめと不快な梅雨を乗り切りましょう!
≪目次≫
- 教えてくれたのは……
- 家中くまなく風を通してカビを根付かせない!
- 《Point 1》風の通り道を作ってから換気扇を回す
- 《Point 2》ベッドのマットレスは隙間を作って湿気対策
- 《Point 3》収納の扉はすべて開け放して換気
教えてくれたのは……
阿部絢子さん
生活研究家・消費生活アドバイザー・薬剤師。洗剤メーカー勤務を経て百貨店の消費生活アドバイザーを30年間務める。家事研究の第一人者として、出版、講演、TV出演など幅広く活躍中。
家中くまなく風を通してカビを根付かせない!
高温多湿(気温25度以上、湿度70%が目安)になったらカビや菌が繁殖しやすくなるので常に換気し、根付かせないようにしましょう。
《Point 1》風の通り道を作ってから換気扇を回す
換気扇を回しても窓を閉め切っていては空気がめぐらず、意味がありません。空気のよどむ場所がないよう、風の通り道をチェックし、窓や換気口はできるだけ開け、くまなく換気を!
【A】ベランダに面した大きな窓を開けて部屋中の空気を逃がす。
【B】書類が多い部屋こそ窓をこまめに開けて。
【C】小窓は真冬と真夏以外は半開きにして常に換気。
【D】湿気のこもりやすい寝室の窓は起床したら開放。
《Point 2》ベッドのマットレスは隙間を作って湿気対策
ベッドとマットレスの間に空気を通して湿気対策。窓を開けて寝室に風が通るようにした後、缶などをはさんでマットレスを持ち上げて。
《Point 3》収納の扉はすべて開け放って歓喜
シンクの下もこまめに開放し、空気を循環。
洗面所の収納扉も閉め切らず、開けて換気を。
【関連記事】
迷ったらやらない!ストレスが溜まらないメリハリ家事術
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Yusuke Shirai, Aya Sunahara, Sachie Abiko
illustration_Hiroko Taka
edit&text_ Mizuki Sakaguchi
edit_FASHION BOX
(大人のおしゃれ手帖 2019年6月号)
【いま読まれている人気記事】
それ「ムダ家事」⁉︎知的な家事で自分時間を増やす
人気モノマネ芸人が再現!ナチュラルメイクのNG例
お札の向きは下向きが正解⁉︎「貯まる財布」5つの条件
人気占い芸人に聞く!人生も恋も“トクする人”がしていること
お家でできるヒップアップエクササイズ まとめ