梅雨の高温多湿な環境はカビの大好物。一度根付いてしまうとカビ取りが大変……。そんな厄介なカビを防ぐためには、実はたった2つのことをすればいいだけって知っていましたか?今すぐできる簡単な対策をご紹介します。“がんばりすぎない梅雨前お掃除”で、じめじめと不快な梅雨を乗り切りましょう!
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教えてくれたのは……
阿部絢子さん
生活研究家・消費生活アドバイザー・薬剤師。洗剤メーカー勤務を経て百貨店の消費生活アドバイザーを30年間務める。家事研究の第一人者として、出版、講演、TV出演など幅広く活躍中。
やるべきことはたった2つ!(1)風を通し、(2)水を切る
厄介なカビを防ぐためにやるべきことは、「風を通し(換気)」、「水を切る(乾燥)」の2つだけ。カビの胞子がとどまらないように、とにかくドアや窓を開けて空気を動かし、水気や湿気をなくしておけばいいのです。
ただ、最近のマンションは気密性が高く、換気扇を回しても窓を閉め切っていては空気が流れていきません。こまめに窓を開けて、収納の扉も開け放ち、空気を循環させましょう。併せて、水気を切っておけば、カビの胞子が根付くのを防げ、梅雨でも最小限の家事で済ませることができますよ。
よどんだ空気と水がカビの胞子を根付かせる!
【NG】締め切った窓
暖房、除湿、冷房などでエアコンを使う時期は特に窓を閉め切ったままにしがち。窓を閉め切ったままにしていると結露がブラインドやカーテンに付着し、カビの温床に。
▼「風を通す」ポイントはこちらをチェック!▼
→梅雨の防カビ対策は“換気”がキモ!チェックすべき風通しポイント3つ
【NG】濡れたままの水まわり
シンクなども、使って濡れたまま自然乾燥させるとウロコ汚れの原因に。使った後のバスルームは、換気扇を回しただけで安心し、そのまま放置しがち。
▼「水を切る」ポイントはこちら▼
→湿気のないところにカビは生えない!梅雨までにはじめる防カビ対策2つ
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photograph_Yusuke Shirai, Aya Sunahara, Sachie Abiko
edit & text_ Mizuki Sakaguchi
edit_Ayaki Ando[vivace], FASHION BOX
(大人のおしゃれ手帖 2019年6月号)
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