日中のデスクワークで座りっぱなしだったり、逆に1日中立ち仕事で、夜自宅に帰ると足がパンパン、という女性は多いのではないでしょうか。日頃運動不足だと、なかなか取れない足のむくみ。そこで! 足のむくみに効くツボとマッサージをご紹介します。指1本でツボをグリグリ刺激するだけで、痛みがやわらぐなどして、身体がウソのようにラクに……!「もっと早く知っておけば良かった」。思わず、そうつぶやきたくなるはずです。さあ、始めましょう!
≪目次≫
教えてくれたのはこの方
寺林陽介(てらばやし・ようすけ)さん
六本木・寺林治療院院長。1996年にあんまマッサージ指圧師、鍼師灸師の国家資格を取得し、父の治療院で本格的に修業を開始。24歳のときから1人で治療院を運営し、現在に至る。2008年には港区南青山でも完全紹介制・完全予約制の治療院を開設し、2014年3月、港区六本木に移転。患者に心から満足してもらえる治療院を追求している。どこに行っても楽にならなかったという患者ほど違いを実感する「疲れとりマッサージ」を行い、多くの著名人から評判を得ている。著書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(アスコム刊)は27万部のベストセラーになり、テレビ、雑誌など多数のメディアで注目を集めた。
脚の4つのツボ/三陰交・漏谷・地機・陰陵泉をさすり上げる
脚のむくみは、多くの場合、デスクワークや飛行機の移動などで長時間同じ姿勢でいることが原因。重力の関係で静脈の流れが滞り、脚に老廃物や水分がたまってむくんでしまうのです。
こんなときは、ふくらはぎの内側への刺激を。両手で足首を挟み、手はしっかりとロックしたまま10〜20回脚を伸ばします。反対側も同様に。
このとき、ふくらはぎの内側の骨沿いを指でさすり上げることを意識すると、三陰交、漏谷、地機、陰陵泉と、脚のむくみに効く4つのツボが刺激されると同時に、ふくらはぎ全体のマッサージにもなって一石二鳥。足首から膝裏に流すまでロックした手(特に親指)を最後まで緩めずしっかり流し切るのがポイントです。
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1. スネの内側/地機(ちき)
すねの骨の内側、内くるぶしと膝蓋骨(しつがいこつ/膝のお皿)を結ぶ線を3等分し、膝蓋骨から3分の1の場所。陰陵泉よりも指4本分ほど下。
2. くるぶしの上/三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの最も高い位置から、指4本分上に上がったところの骨と筋肉の境目。
3. ふくらはぎの付け根/陰陵泉(いんりょうせん)
すねの内縁を、足の内くるぶしから膝に向かって指でさすり上げ、指が止まるところ。膝下内側にある太い骨の真下辺り。
4. ふくらはぎの内側/漏谷(ろうこく)
内くるぶしの骨の上端から、指8本分の幅だけ膝に向かって上に上がったところ。
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(抜粋)
書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』
https://tkj.jp/book/?cd=TD296672
著者:寺林陽介
イラスト:アオノミサコ
ライター:佐藤美由紀
special thanks:石井美保さん
編集/FASHION BOX
(書籍『女35歳からの「不調」は指1本で治せる!』)
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