お洒落のプロの方々、つまりはセンスのいい人は、最近何を買い、今何を欲しいと思っているのか?モノを挙げてもらうだけでなく、買った&欲しい理由=そのストーリーにも迫りました。今回はそれぞれの分野で活躍している“イケてる男”に買ったもの&欲しいものを聞きました。増税前に物欲が止まらなくなる⁉︎
[ダンサー、振付師]TAKAHIROさん
衣装はすべて本人私物
たかひろ/1981年9月4日生まれ、東京都出身。本名は上野隆博。2006年にアメリカでプロデビュー。翌年には「世界が尊敬する日本人100人」に選出され脚光を浴びる。また振付師として、欅坂46や超特急といったアーティストの楽曲のほか、ライブ演出やCMなども手掛けている。
TAKAHIROさんが買ったモノと買った理由
▶︎仕事で使うペン一式
「仕事の幅が広がるにつれて徐々に増えています。最近は知人のディレクターが絵コンテを描いてたときに使っていたe+mのクラッチペンシル(写真左下)をコンサート演出用に購入」
▶︎サンテプラスのカブキグラス
問:サンテプラス 078-855-7778
「昨年の欅坂46のライブ用に買いました。肉眼では追い切れない細かい部分にフォーカスでき、フリーハンドで修正できる。よりリアリティのある演出ができるので重宝しています」
《僕の仕事や性格においてはアナログなものが合っています》
「最近では振り付けだけでなく演出にも関わる機会が増えたので、セット図案やリハでの修正などを手書きで行うようになりました。もともとはデジタル派でしたが、人間的な感情や思いはアナログのほうが伝わるように感じたので、色鉛筆やボールペン、ペンシルと幅が広がっていきましたね。カブキグラスも同じ感覚で、客席のリアリティを感じながら手元では修正できるいい相棒です」
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[芸人、ベーシスト、ユーチューバー]ヒロシさん
衣装はすべて本人私物
ひろし/1972年1月23日生まれ、熊本県出身。「ヒロシです。」でブレイク。芸人以外にも経営者やキャンパー、ベーシストとして活躍。執筆活動も行う。YouTube「ヒロシちゃんねる」では登録者数41万人を突破。
ヒロシさんが買ったモノと買った理由
▶︎ピグノーズのスピーカー内蔵ベース
問:荒井貿易 052-711-3311
「車での移動中も練習したいと思い、最近もう一台購入しました。アンプに繋がなくても音が出るし、やっぱり便利です。キャンプのときにも持っていけますしね」
《暇さえあれば常に練習したいベースはいわば僕の相棒です》
「僕にとって芸人になったのもベースを始めたのも、すべての動機はモテたいから。でもそれって人として男として、大事なことだと思うんです。キャンプはちょっと違いますけど。キャンプ動画が話題になり、キャンプの仕事が多くなりましたが、移動中などちょっとした時間があるとベースを触っています。気分転換にもなりますし。“モテ”から始めたことでしたけど、今ではないと落ち着かない存在ですね」
[オーシャントーキョー 代表取締役]高木琢也さん
衣装はすべて本人私物
たかぎ・たくや/1985年7月14日生まれ、千葉県出身。東京に5店舗、大阪に1店舗を構える人気美容室・オーシャントーキョーの代表取締役社長。国内最大級のヘアコンテストで前人未到の3連覇を達成し、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に2度出演。
===INFORMATION===
「這いつくばった奴が生き残る時代 道あけてもらっていーすか?」高木琢也(著)¥1,570/宝島社
https://tkj.jp/book/?cd=TD294678
初となる著書『這いつくばった奴が生き残る時代 道あけてもらっていーすか?』(宝島社)が好評発売中。美容業界のトップを走り続ける男が語る人生論。今の世の中に足りない熱量を、ありのままに感じられる一冊だ。
高木琢也さんが買ったモノと買った理由
▶︎トラヴィス・スコット×ナイキ エア ジョーダン1のスニーカー
「まずプレイヤーとして(マイケル・)ジョーダンが好きで、スラムダンクが好きで、最初のバッシュがAJ1で。それでトラヴィスも好きで。しかも自分が持ってなかった色。最高かよ!!!と(笑)」
▶︎クロムハーツのデニムパンツ
「本当にどこに行ってもなかったんすよ、コレ。巡り巡ってパリでラス1、運命的でしたね。ちょうどそのとき店にヴァージル(・アブロー)がいて、彼のオフに2度も会うという奇跡も面白かった!」
高木琢也さんが今、欲しいモノ
▶︎引っ越したからソファが欲しい
「今はリグナテラスのソファがあるんですけど、やっぱりL字にしたいじゃないですか?だから、もう一個!」
▶︎パテック フィリップのアクアノート
「節目節目でいい時計を買っていて。コンテストで3連覇したから本当は去年かなと思ったけど、テレビ出演や本の出版もあったし、今年こそ買いたい」
《流行関係なく、何年経っても着られないとね》
「髪を切ることって、それが日本武道館でもお店でも、ステージに立っているイメージ。その日のために来てくれたお客様に全力でカットするし、そのために全力でお洒落もする。汚れるからいつも白Tって、それで舞台立てんのかって話で。だから洋服は結構買うけど、何が何でも買うってわけじゃなくて。感覚としては“流行ってないし廃れてない”、古き良きでも新しいものでも、価値のあるものを見極めて買ってますね。なかでも時計は俺にとって大切。前のサロンで売り上げ1位になったときにロレックスのシードゥエラーを、それから30歳で全国1位になったときにパテック フィリップのノーチラスを買いました。価値がリアルに反映される時計は、スタッフにも“いいから買え!”って言ってます(笑)」
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写真_大村聡志、田中利幸
文_TOMMY、小林大甫
編_石川聡子[vivace]、FASHION BOX
(smart 2019年8月号)
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