大人の女性こそ災害ボランティアへ!力仕事だけじゃない現地事情とは

出典: FASHION BOX

毎月のように豪雨、台風による洪水や浸水、土砂災害、家屋倒壊などの被害が各地で起きている日本。地震、噴火などどこで何が起きるかわからない状況に、自然災害はもはや他人事ではありません。被災地では何が起きているのか、災害ボランティアは何ができるのか、役に立つためにはどうすればいいのかを、ボランティア経験者の皆さんと考えました。

専門家に聞きました!自然災害に備えて用意したい「毎日持ち歩くもの」

教えてくれたのは……

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監修 鈴木よし子さん プロフィール
「月とカヌー」主宰。月の暦の製作・出版、カヌーイベントの開催を主軸に活動。2004年台風23号による四万十川洪水被害で初めて災害ボランティアに参加。2009年、3年間の旅生活から福島県の山中に移住。東日本大震災時には夫婦で石巻に滞在し、ボランティア団体(現OPEN  JAPAN)の中で被害にあわれた方々のニーズのマッチング、プロジェクトの進行などに携わる。

未経験でも大丈夫! 私たちも役に立ちたい!
はじめましてのボランティア

「大人の女性には思いやりと段取り力がある。
40代以上の女性にこそ、来てほしいんです」

「災害ボランティアをやりたいけれど、二の足を踏む気持ちはよくわかります」と言うのは、15年前から災害ボランティアに携わる鈴木よし子さん。

ニュースやSNSなどで豪雨や地震による家屋倒壊、土砂災害、被害にあわれた方の様子を見ていると、“何かできることはないか”という気持ちと“足手まといになるかも”という不安でどうしていいかわからない、と相談されることが多いと言います。

重機を動かせたり、医師、看護師、建築、電気など技術を持っている方は専門ボランティアと、専門知識、経験、年齢性別関係なく労力を提供してくださる方を一般ボランティアとして区分されますが、「この一般ボランティアにこそ、大人の女性にぜひ参加してほしいんです」と鈴木さん。

その理由は、『大人のおしゃれ手帖』の読者層のように社会経験を積んだ大人は理解力と段取り力があり、特に女性はいろいろな年代の方とのコミュニケーションに長けている方が多いから、とか。

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「たとえば、土砂が流れ込んだ家屋の片付けのお手伝いをするとします。昨日まで普通に暮らしていた家が、いきなり目も当てられないようなことになってショックを受けているところに、ボランティアが複数人でやってくるわけですよね。

被害にあわれた方は、片付けは自分でやると遠慮されたり、手間をとらせて申し訳ないとよくおっしゃるんです。そこを、お手伝いしますよ、とやわらかく説得できるのもコミュニケーション力ですよね。

そして、はやく目の前の泥だらけの家具や日用品を片付けねば!と合理的に動きがちなんですが、瓦礫(がれき)のように見えても思い出の詰まった大切なもの。その心情を察して、これはどうしますか? 捨てることにとまどっているようなら、まとめておいておくのであとから相談しましょうか、とてきぱきと片付けしながらも心配りができるのは、女性のほうが向いているとさまざまな現場から感じています」

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力仕事のイメージが強い災害ボランティアですが、ボランティアを支えるボランティアもあるそう。

「公民館や使われていない公共の施設をお借りして、ボランティア支援ベースという事務局、活動の拠点を作ることが多いんですが、多くの人が出入りし、ときには寝泊まりもします。

送られてくる支援物資を分けたり、まかないを作ったり掃除したり。ときには体調の悪そうな人に、大丈夫?ってケアをしたり。これって、寮母さんですよね。段取りが上手で思いやりがある大人の女性の方に来ていただけるとありがたい、というのはこういう理由なんです」

それを聞くとできることがたくさんあるかも、と参加する勇気がもらえますが、仕事や家庭のスケジュールの都合ですぐには参加できそうにない場合でも、何かできることはあるのでしょうか?

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「ボランティアは、はやく行けばいいというものでもないんです。まず、行政が被害状況を調べてボランティアを受け入れる準備をしてから募集を始めます。災害から時間がたってニュースに取り上げられなくなったとしても、そこにはまだ困っている人がいてボランティアを欲している場所があるんです。

どこで、どんな状況かは、行政やボランティア団体、NPO団体が連動しながら、ホームページやFacebookに状況を毎日アップしているので、確認して必要なら連絡をとって参加するのがいいと思います」

一度ボランティアに参加した人は、リピーターとなることが多いとか。

「お手伝いした場所や会った人がどうしているか気になって、他人事ではなくなるんです。参加しているうちに状況がわかるようになるので、ほかの場所で災害があったときもどのように動けばいいかも見える。万が一、自分の暮らす街に何かあったときの対応も変わってくると思います」

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※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
supervision_Yoshiko Suzuki
edit&text_Tomoko Yanagisawa
web edit_FASHION BOX, Ayaki Ando[vivace]
大人のおしゃれ手帖 2019年11月号
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