「自信がない」を口癖にしない! 自信が持てない原因と対処法を身につけよう!

「自信が持てないから、自分が嫌い……」という人は案外多いようです。自信が持てない理由や原因には、どのようなものがあるのでしょうか? 当記事では、自信がない人の特徴や陥ってしまう思考例などをご紹介します。また、自信がない人が自信をつける方法についても考えていきましょう。

※本記事は『FASHION BOX』編集部員が自身の経験を踏まえて執筆しており、専門家による考察ではありません。また、記事内にある作用を実証するものではございません

≪目次≫
●自信が持てない原因とは?
○自己肯定感が低い
○自分の得意や強みを生かせていない
○目標設定・理想が高すぎる
●自信がない人の特徴とは?
○声が小さい
○多くの仕事を抱えがち
○引っ込み思案
●自信がない人が陥ってしまう思考の例
○心配性
○第一印象で人を判断し、嫌いな人ばかりになってしまう
○悪い部分・劣っている部分だけしか見えていない
○「謙遜」「自己主張」を勘違いしてとらえている
●自信がない人が自信をつけるには
○小さな成功体験を積み重ねる
○ポジティブな人とたくさん接する
○つまずいたときには、次の一手に
○ネガティブなことを考えたら、ポジティブに変換して声に出す
○自分磨きをする
●自信がつけば、自信がない自分も世界も変わる!

 

自信が持てない原因とは?

自信がもてない原因とは?

自信が持てない原因には、さまざまな要因があるようです。ここでは、それらを解説していきましょう。

自己肯定感が低い

自信が持てない人は、よく「自己肯定感が低い」といわれるようです。たとえば、

・あまり褒められた記憶がない
・やりたいことを思い切ってやったことがないように感じる
・優秀な人と比べて、自分は劣っていると常に感じていた

など、育ってきた環境や思い込みが影響して自己肯定感を持つことができず、それが自信のなさにつながっていると考えられることもあるといいます。

そういった環境で育つと、「何をやっても、自分にはどうせできない」「自分にはいいところがない」などのネガティブな思考に陥り、自分の自己評価がどんどん下がってしまうこともあるのかもしれません。

自分の得意や強みを生かせていない

人には誰しも得意なことや強みとなるものがあるはずです。しかし、それらがうまく発揮できないと劣等感が強くなり、自信がなくなってしまうことも考えられます。

また、そもそも自分の得意や強みを自分自身で理解、把握できていなければ、自信を持つことは難しいかもしれません。

目標設定・理想が高すぎる

完璧な仕上がりを自分に課している人は、ちょっとできないことがあると「自分はダメだ」と思い込み、自信をなくしてしまうこともあるでしょう。そのような人は、目標設定や理想が高く、完璧主義の傾向にあるかもしれません。100パーセント満足のいく仕上がりでなければ納得できないため、99パーセント以下だと自信が持てないこともあるでしょう。

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自信がない人の特徴とは?

自信がない人の言動や性格とは、どのようなものなのでしょうか? ここからは、自信がない人に表れがちな特徴をご紹介していきます。ただし、個人差があるので、自信がない人すべてに当てはまるものではありませんが、「自分に自信がないときには、こんなふうになっていたこともあるかも……」などと振り返りながら読んでみてくださいね。

声が小さい

周りに声が小さい人はいませんか。もしかしたらその人は、自信がない人かもしれません。自信がない人は、「こんなことをいったら嫌われるのではないか」「反対意見をいうと相手を怒らせてしまうのではないか」といった不安や恐れがあるため、大きな声ではしゃべらない場合が多いでしょう。また、話す内容にも自信が持てないため、自分の意見を言えなかったり、反論ができなかったりする人も少なくないはずです。

多くの仕事を抱えがち

自信がない人は、自己主張が得意ではありません。そのため「ノー」と言えず、忙しいのにもかかわらず、頼まれた仕事を引き受けてしまうこともあります。また、自己嫌悪に陥りやすく、常に不安を抱えていることもあるため、仕事をぬかりなくしっかりやろうとするのではないでしょうか。そのため、オーバーワーク気味になってしまう傾向にあるともいえるでしょう。

引っ込み思案

自信がない人の特徴のひとつに、引っ込み思案であることが挙げられます。本当は自分の意見があるものの、行動や発言を自主的にセーブしているため、積極性に欠けているように見られがちです。そのため、行動力や発言力のある人に憧れることもあるでしょう。

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自信がない人が陥ってしまう思考の例

自信がない人が陥ってしまう思考の例

自信がない人が陥ってしまいがちな思考のクセがあるようです。ここでは、どんなクセがあるのかをご紹介しましょう。

心配性

自信がない人は心配性だといわれます。「ああなったらどうしよう」「こうなったら痛い目にあうかも」と悪いほうに想像を巡らせてしまうようです。そのため、最悪の事態を考えていくつかのパターンの対策を用意し、できるだけリスクが少ないように準備しますが、考えあぐねたあげく、「不安や心配だから何もしない」という選択肢を選ぶこともあるようです。しかし、もしかしたら「あのときこうしていれば……」などと後悔することもあるのかもしれません。

第一印象で人を判断し、嫌いな人ばかりになってしまう

人と積極的にかかわろうとしないため、第一印象で人を判断してしまう人もいるかもしれません。最初に「この人は苦手」と思ってしまうと、その人を「嫌いな人」と認定してしまい、「絶対にしゃべらない、かかわらない」などと、極端な行動をとる可能性もあります。そのため、自信がない人の周りは嫌いな人ばかりになってしまい、孤立することもあるようです。

悪い部分・劣っている部分だけしか見えていない

自信がない人は、自分の悪い部分、劣っている部分しか見えていないのかもしれません。人間には短所もありますが、長所だってあるのにもかかわらず、いいところを見ようとしない人もいるでしょう。また、自分で悪いと思い込んでいる部分が、他人から見ると長所となる可能性もあります。しかし、そのような思考の転換がしづらい点も、自信のない人の特徴といえるのかもしれません。

「謙遜」「自己主張」を勘違いしてとらえている

自信がない人は、「自己犠牲」を「謙遜」、「自己主張」を「わがまま」だと、勘違いして捉えている節があるようです。

謙遜とは、つつましい態度をとることですが、自分に自信がない人は、相手の判断や指示に従って自己犠牲的な振る舞いをして、それを「謙遜している」と思っている場合もあります。「自己犠牲」がいいことであると勘違いしているのかもしれません。

また、「自己主張」することは「わがままを言うこと」だと勘違いしていることもありそうです。自信のない人の一部は、自己主張を悪だとさえ思っている場合もあるのかもしれません。

「自己犠牲」は「謙遜」ではありませんし、「自己主張」は「わがまま」ではありません。このような勘違いは、自分はもちろん、周りの人をも苦しめてしまう可能性がありますので、注意しておきたいですね。

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自信がない人が自信をつけるには

自信がない人の特徴や思考例に当てはまったという人もいることでしょう。ですが、落ち込まなくても大丈夫。自信をつける方法をご紹介しますので、ぜひ自分なりに試してみてください。

小さな成功体験を積み重ねる

自信がないのは、自分への評価が高くないこともひとつの理由でしょう。自己評価を上げるには、小さな目標を設定し、それをクリアする経験を積み重ねるといいかもしれません。たとえば、「1か月に1冊本を読む」「ひと駅歩く」「1か月5,000円貯金する」などです。また、目標を達成できなかったときに自己評価が低くなってしまう恐れがあるため、高すぎる目標を掲げないようにするといいでしょう。

ポジティブな人とたくさん接する

近くにポジティブな人がいるだけで、励ましてもらえたり、いいところを見つけてもらえたり、褒めてもらえたりします。そうすると、自己肯定感が少しずつ満たされていくため、自信をつけることができるでしょう。また、ポジティブな人を見習って、発言や行動を真似してみるのもおすすめです。

つまずいたときには、次の一手に

「うまくできないかも……」と、悪いことばかり考えるのをやめてみましょう。まずやってみる。そして、つまずいたり、うまくできなかったときに改善策を考えることで、自分自身が成長できます。また、ダメだったときに備え、次の一手を考えておくのもおすすめです。そうすることで、「ダメなら次はこうすればいいや」と思えるようになり、積極的に動けるようになることでしょう。

ネガティブなことを考えたら、ポジティブに変換して声に出す

「できない」「うまくいかない」などのネガティブな言葉や考えが頭に浮かんだときには、すぐに「……だけど、このくらいならできる!」「できないじゃなくてやる!」などのポジティブな言葉に変換して、それを声に出しましょう。ポジティブな言葉を声に出すと元気になれますし、プラス思考のクセをつけることもできるため、自信を培うことにもつながるでしょう。

自分磨きをする

自分のことを好きになれば、自ずと自信がついてきます。そこでおすすめなのが自分磨きです。理想の自分をノートに書き出し、それに近づくためには何をすべきかを考え、少しずつでも実行しましょう。たとえば、キレイになりたいのであれば、メイクやファッションの研究をしたり、教養を身につけたいのであれば本を読む、映画を見るなどを、毎日のなかに無理なく取り入れてみてください。

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自信がつけば、自信がない自分も世界も変わる!

自分に自信がつけば、積極的に行動できるようになったり、生き方も世界の見え方も変わってきます。自信が持てずに悩んでいる人は、当記事でご紹介した方法を試してみて、日々少しずつ、自分なりの自信を積み重ねていきましょう。

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